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中型路線車 KC-車

日デKC-RM211GSN
 58MC Bスタイル
KC-RM211GSN
 KC-車からは富士重工と型式が統一され,フレームレスとなりました.最初のグループは58MCのBスタイルで登場しています.この頃からワンステが他ボデーでもちらほら出だしたので,これに対抗して,約520mmの床面地上高になっています.こういうミリ単位の詰めは西工の得意技.U-車との簡単な識別は,ホイールアーチの丸めが廃止されたこと.クーラはKC-車から電装に戻っています.

日デKC-RM211GSN
 96MC Bスタイル
KC-RM211GSN
 1997年式からは96MCになっています.クーラのエバポレータは変わらず屋根上最後部に搭載されています.

日デKC-RM211GSN
 96MC Bスタイル
KC-RM211GSN
 西工の折戸材質変更(アルミ化)に伴い,扉がアルミ無塗装になりました.KC-車は本仕様が最終形態です.

日デKC-RM211GSN
 子会社仕様例1
KC-RM211GSN
 西鉄本体ではBスタイルのみが購入されていますが,分離子会社ではKC-車でもご覧のようにオリジナルスタイルが存在しています.これは鳥栖交通(当時)の仕様例.あまり貸切兼用という感じがしない仕様ですが,なぜかハイウェイミラーです.

日デKC-RM211GSN
 子会社仕様例2
KC-RM211GSN
 こちらは添田交通(当時)の例です.96MCのBスタイルを架装しており,ツーステップの標準床を選択しています.中扉下側に窓がない仕様は添田交通の特徴.

日デKC-RN210CSN
 7m路線車
KC-RN210CSN
KC-RN210CSN
 日デの7m級ワンステRNは,西工における初号車が納入されています.ボデーの基本は96MCの中型Bスタイルで,レイアウトは富士製に準じています.

日デKC-RN210CSN
 委託路線用
KC-RN210CSN
 自治体から委託を受けて運行するコミュニティバスの専用車です.宇美町と太宰府市の仕様が存在します.西鉄の一般路線用を含め,RNは原(営)に集結しています.

三菱ふそうKC-MK219J
 96MC Bスタイル
KC-MK219J
 U-車で4シャーシとも購入しましたが,KC-車以降は西鉄本体では日デのみの購入になっています.しかし,分離子会社の添田交通(当時)では,ご覧のようにKC-MKが購入されています.96MCのBスタイルで,主な仕様はU-車と同一です.

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