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日デ 大型路線車 P-車

日デP-U32L
 前期型・初期一般車
P-U32L
P-U32L
 騒音規制前のU32系前期型です。標準サイズの二段窓で、板バネ一般低床。タイヤは偏平ではありません。特にこのグループは北九州線代替バスの関係もあり、門司(営)に大量に存在していました。ルーバーはU31系とも微妙に異なり、U32系前期型特有のスタイルになっています。

日デP-U32L
 前期型・銀色逆T字窓
P-U32L
 1985年式の一部だけ、ご覧のように銀色サッシ式の逆T字窓が存在しています。ここから側面幕が拡大されています。B-Iの板バネ一般低床で、ふそうでも同じスタイルが存在します。クーラは西鉄の日デ標準である電装。この車両は直方交通(当時)に移管されたため、塗色が一部変更されたあとの姿です。

日デP-U32L
 前期型・B-II
P-U32L
 続いてB-IIになり、車内仕様が一新されました。一般低床ながら、まだ偏平タイヤには対応できていません。結局、前期型には偏平タイヤ車は登場しなかったことになります。

日デP-U32L
 後期型・B-II
P-U32L
 ここからはU32系後期型となり、ルーバー形状が一新されています。前照灯は角形が標準となり、フォグが本型式独特の細長いパーツになりました。クーラは電装直結式を後部搭載。

日デP-U32L
 後期型・B-II
P-U32L
 中扉周囲が茶色塗装に改められたこのスタイルで、P-車末期まで購入が続きます。なお、西鉄はU33系を一切購入せず、最後までU32系後期で通しています。このため、ルーバー形状だけU33系に類似した車両が存在しており、これはU33系の登場に合わせてルーバー形状を見直したと見るべきでしょう。

日デP-UA32L
 後期型・急行車
P-UA32L
 日デの急行車で、仕様は他シャーシと同じく、右側全2人掛け、荷物棚、エアサス、ハイバックシート、前扉標準幅、中扉狭幅、といったところです。U32系は後期型のみ急行車が存在しています。これは西工の角形前照灯パーツが旧型の時代の車両。

日デP-UA32L
 後期型・急行車
P-UA32L
 そしてこちらは角形前照灯のパーツが新型の車両。結局、この急行仕様は、収容力に劣ることや、車両の運用が固定されてしまうなどで、見直し対象となり、最近では一般車と共通運用とし、急行仕様の増備は中止されました。

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