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ふそう 大型路線車 U-車

三菱ふそうU-MP218M
 U-車・一般車
U-MP218M
 ふそうU-車の一般車です。板バネ低床に偏平タイヤを装着しており、クーラは三菱重工製を後部搭載。西鉄は頑なにユニット後部搭載を守り通しており、全国的に見てかなり異色の仕様と言えます。このグループの途中で、三菱側の設計変更により、排ガスの出口が右側(車道側)に変更されています。

三菱ふそうU-MP218M
 U-車・リヤフラッシャー変更
U-MP218M
 U-車の途中でリヤフラッシャーが変更されています。これはゴールドキングの生産中止に伴うもの。なお、1992年頃から西工の設計変更で、ルーバーの途中にある桟がやや太めになっています。恐らく強度アップを狙ったものと考えられます。

三菱ふそうU-MP218M
 U-車・標準床
U-MP218M
 西鉄の一般路線車は全部低床と思ったら大間違い。電車局(西鉄天神大牟田線)の雑餉隈(ざっしょのくま)駅下り方にある雑餉隈2号踏切はカーブ途中にあり、カントの都合で低床車が通れません。ここを通過する板付線は、従って標準床でなければならず、専用車として標準床車が用意されています。U-車はふそうのみ存在。西鉄にしては珍しく、バスより電車が強い場所です。でも・・・ワンステの中型は平気で通過できるのだから、皮肉な話。

三菱ふそうU-MP218K
 子会社仕様例
U-MP218K
 分離子会社の直方交通(当時)で購入された車両の例。西鉄本体では久しく購入されていない短尺です。側面窓はサッシ式のT字窓で、一般低床ながらタイヤは標準タイプで、独自仕様が目立ちます。

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