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日野K-RV541P
53MC-S型 |
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53MC時代のS-III型ボデーを架装した貸切車です。貸切は、高速車と随分異なる車両仕様を選択しており、12mフルサイズがこの時期から少数ながら継続購入されているのも特徴です。九州の貸切車は11m級が比較的多いだけに、西鉄の独自性が見られる部分と言えます。
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日野K-RU637AA
C-I型 |
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当時発売間もないC-Iを架装した車両です。この時期は1枚スイング扉で、扉全体を黒塗装しているのがポイントです。側面窓は標準サイズのメトロ窓で、これはS型と共通です。C型を架装したRVというのは見たことがないので、C型ならRU系と見てよさそうです。電装のサブエンジン式フルオートエアコンを搭載しています。
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日野P-RU637AA
S型 |
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貸切の一般車は、1984年式までS型で購入されました。というわけで、この車両もS型を架装しています。側面窓は引き続きメトロ窓、前扉は折戸です。型式でお分かりの通り、11.5m級です。これは当時の貸切標準仕様でした。
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日野P-RU637AA
C-I型 |
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こちらはC-Iを架装した車両。2〜4番窓のみ逆T字で、その他は固定。天地サイズは標準です。P-車以降しばらく、C型は2枚スイング扉を標準仕様としています。これは、ハンドルを切った状態でも扉開閉ができるのが理由。ボデーは初期型で、前面にヒサシがあり、タイヤハウス周囲も初期型プレスになっています。
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日野P-RU638BB
C-I型 |
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シャーシが改良されて、前輪独立懸架の末尾BB車になりました。窓配列は上欄と同じで、サイズが拡大型になっています。前面のグリルはメッキのまま。型式でお分かりの通り、12m車です。1985年式。
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日野P-RU637BB
C-I型 |
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11.5m車で、1986年式から前面グリルのメッキをとりやめ、落ち着いた雰囲気になりました。サブクーラは、こと日野に関しては電装で統一されており、分かりやすいパターンです。
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日野P-RU638BB
C-II型 |
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4〜5番窓の屋根をステップアップさせた、西工独自商品のC-IIを架装した車両です。西鉄ではRoyal High Deckerとして販売しており、後部は当然回転シートでサロンになります。基本的にC-IIは12mフルサイズのみ存在します。車格の高さを買われて、夜行などの続行にも頻繁に起用されてきました。
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日野P-RU638BB
C-I型 |
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P-車末期には、C型も角2灯バンパーへ変更されました。扉は2枚スイングのままですが、2〜4番窓がT字窓に変更されています。C-IIもほぼ似たような変遷を遂げています。この時期以降、貸切は12mフルサイズに統一されています。
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日野P-RR172BA
S型 |
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日野の中型エアサスシャーシにハイデッカのS型を架装した貸切車が、本型式のみ存在しています。ボデーは大型のS型を忠実にスケールダウンしたものです。鳥栖交通(当時)に移管された後の姿。なお、西鉄には日野車体のRRも在籍していました。
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日野P-RR172BA
S型 |
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全固定窓ではさすがに少々使いづらかったのか、79代(1985年式)はメトロ窓で購入されました。なお、日野RRはリーフ併用エアサスなので識別には注意が必要(=RRでもリーフスプリングがある)です。
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