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西武総合企画
特 定(大型車2)

 早稲田大学・西武文理以外の学校送迎関係の大型車をご紹介します。新車直接投入だけでなく、路線転用でさらにバラエティが広がっています。

日デKL-UA452MAN
 跡見学園
KL-UA452MAN
KL-UA452MAN
 新座にある跡見学園の送迎車。E-IIながら中4折というすんばらしい仕様が泣かせます。エアサス標準床で、側面窓は最拡大型のサッシ式逆T字窓。前面窓は2枚ものを選択しています。
 ボーッと見ていると電装ビルトインクーラに見えますが、実はサーモキング(ゼクセル)の新集中式室内置きクーラで、コンデンサ部のルーバー形状が独特の形をしています。製造時期で言うと、阪急の関倉KL-LVよりも後で、特別仕様なのか設計変更なのかは不明。[S-243/241]

日デADG-RA273MAN
 跡見学園
ADG-RA273MAN
ADG-RA273MAN
 こちらも同塗色の跡見学園送迎車です。ADG-車もほぼ同仕様で購入されていますが、側面窓が拡大型に変更されています。クーラは引き続きサーモキング製を選択。新座っぽい雰囲気が出ています。ちなみに跡見学園向けは全車とも専用塗色の新車直接投入で、他にMKなどが存在します。[S-292]

日デKL-UA452MAN
 東野(ひがしの)高等学校
KL-UA452MAN
KL-UA452MAN
 入間市にある高校で、鉄道での交通が不便な所にあることから、各地から送迎バスを運行しています。以前は自前で白ナンバーにて運行していましたが、車両ともども西武総合企画に移管されました。
 この車両は総合企画になってから購入されたもので、前折中引の標準床エアサスが1台存在。下画像でお分かりのとおり、なんとゼクセルのルーフインクーラを搭載しており、大きな特徴となっています。[S-203]

日デPDG-RA273MAN
 東野(ひがしの)高等学校
PDG-RA273MAN
PDG-RA273MAN
 新長期規制車でも東野高校向けが1台購入されています。仕様は上欄とほぼ同様で前折中引の標準床、前面に日デマークが入っているのが珍しいところ。2010年式と思われます。学校名を「前から後ろ読み」でボデーに書くのは、自家用時代からの流れとは言えちょっとイマイチ。社名表示もつられて「画企合総武西」になっています。
 ちなみに自家用から移管された車両は日野で、西武の中では相当に目立っています。[S-374]

日デPDG-RA273MAN
 日本大学芸術学部
PDG-RA273MAN
PDG-RA273MAN
 所沢市にある日大芸術学部の送迎車で、従来から富士ボデーの専用車にて運行してきましたが、このたび西工製も戦列に参加しました。塗色は従来同様の日大芸術学部用で、前折中引の標準床という特定車としては一般的な構成。登場時期の関係でリヤフラッシャーは汎用タイプになっています。
 同型車が2台あり、後から購入した車両は路肩灯がLEDになっている程度で、ほとんど同じ形態になっています。[S-360]

日デKL-UA452KAN
 尚美学園
KL-UA452KAN
 元々西武総合企画が送迎を受託してきたものの、西工は存在しておらず、路線転用によって新たな顧客向けの西工車が登場したパターンです。何とも珍しい初期仕様のノンステで、仕様から察するに上石神井の車両と考えられます。[S-323]

日デKL-UA452KAN
 尚美学園
KL-UA452MAN
 側面の前中両方にスピーカが付いていることでお分かりのとおり、こちらは新座の車両です。前面幕はだいたい揃っていますが、側幕は様々なデザインになっています。[S-328]

日デKL-UA452MAN
 尚美学園
KL-UA452MAN
 同じく尚美学園向けの路線転用車で、こちらはワンステです。これまた貴重な電装の一世代前のクーラを搭載しており、新製当初は立川に配置されていた車両のようです。[S-316]

日デKL-UA452MAN
 尚美学園
KL-UA452MAN
 同じくM尺ワンステですが、電装クーラが新型になっており、上欄の車両とは容易に識別可能です。放送装置はネプチューンを搭載。[S-337]

日デKL-UA452KAN
 尚美学園
KL-UA452KAN
 お気づきのとおり、もと上石神井の都区内仕様短尺ワンステです。新車で直接投入された車両(標準床)とはかなり仕様に差がありますが、バリアフリーや詰め込みが可能などの利点は多々あります。[S-335]

日デKL-UA452MAN
 立教大学
KL-UA452MAN
 専用カラーの車両が主力の中、予備車的な位置付けの路線転用車で西工が登場しました。もと新座のワンステで、これまで毎日走っていた道路を、全く同じように通っています。[S-305]

日デKL-UA452MAN
 駿河台大学
KL-UA452MAN
 主力の元加治、飯能便に投入されている大型車の例です。これまで新車投入で西工車は存在しませんでしたが、路線転用で初登場と相成りました。マーカランプがごていねいに貸切色に交換されています。上欄と同時期の新座のワンステ。なお、大学の自家用ではE-IIのKL-UA452PANが存在しています。[S-325]

日デKL-UA452MAN
 聖学院大学
KL-UA452MAN
 上尾市にある聖学院大学のスクールバスを受託しており、全便とも路線転用車で運行しています。これは新座のM尺ワンステで、元々の方向幕より少し小さいサイズで控えめに大学ロゴを表示しています。[S-317]

日デPKG-RA274MAN
 聖学院大学
PKG-RA274MAN
 車両入れ替えで、元滝山のワンステが入りました。元々は多区間だった車両を信用兼用車に改造したものです。側面の出入口表示サボ入れが残っているのがポイント。大学名表示はLEDをそのまま使用しています。[S-395]

日デADG-RA273MAN
 聖学院大学
ADG-RA273MAN
 こちらはADG-車で、上欄と同じく滝山に新製配置されたM尺ワンステが選択されています。クーラは電装、放送機器はネプチューンを搭載しています。[S-362]

日デKL-UA452MAN
 淑徳大学
KL-UA452MAN
 淑徳大学の埼玉キャンパスへの送迎バスとして、こんな車両が入っています。練馬に2台だけ存在していたM尺中4折のワンステで、西武の中でも稀少なスタイルの車両です。ただ、同大学向けの専用車はいずれも中4折のM尺車なので、うまく仕様を合わせて投入しています。[S-339]

日デPKG-RA274MAN
 埼玉女子短期大学
PKG-RA274MAN
 これまでトップドア車を中心に運行してきたスクールバスですが、近年は近距離便に前中扉車も少しずつ入るようになっています。笹色の車両は珍しい存在ですが、実はこれ、もと用途外の車両で、着席重視の仕様がマッチした例と言えます。[S-453]

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