トップ西工研究室ユーザ情報西武バスKL-UA(3)

西武バス
KL-UAノンステ(1)

 前中間ノンステから西工製大型車の納入が始まり、勢力拡大の礎となった記念すべき車型です。KL-車のノンステはレオが描かれており、前面はちゃんと前を向いているのがお茶目。フルフラットノンステも併せてご紹介しましょう。

多区間車
日デKL-UA272KAM
 多区間フルフラット・電装
KL-UA272KAM
 富士製UA272の続きとして、西工でも本型式(Nタイプ)を購入しました。UA272としては、京都市に続く最初期の車両です。電装クーラは新型コンデンサで、これまた西工では最初期の例です。滝山(営)の車両で、放送機器はネプチューン。[A3-933]

日デKL-UA272KAM
 多区間フルフラット・電装
KL-UA272KAM
 同じくフルフラットノンステで、小平(営)の新製配置車。クラリオンの放送機器が特徴です。この後、ノンステの増備はUA452で進んでおり、結果的に西工製の本型式は2003年式の10台程度にて打ち止めとなりました。[A3-914]

日デKL-UA452KAN
 多区間・電装
KL-UA452KAN
 2003年式のノンステは、上欄のフルフラットNタイプに並行して、前中間ノンステのGタイプも多数購入されました。小平(営)の新製配置で、放送機器はクラリオンを搭載。[A3-931]

日デKL-UA452KAN
 多区間・電装
KL-UA452KAN
 中扉のスロープ板は、手動床下格納タイプを標準として増備してきましたが、テスト採用という位置づけなのか、928〜9は可搬型になっています。これは本格採用に先立った仕様です。[A3-928]

日デKL-UA452KAN
 多区間・電装・NS
KL-UA452KAN
 各営業所で大量に増備が続いている、ワンステベースのノンステです。国交省標準仕様に準拠した車両で、中扉スロープは可搬式に変更されています。クーラは電装を搭載。この車両は立川(営)に新製配置されており、放送機器はクラリオンを搭載。[A4-979]

日デKL-UA452KAN
 多区間・電装・NS
KL-UA452KAN
 基本的な仕様は上欄と同一の車両ですが、こちらは滝山(営)に配置された車両です。ネプチューンの放送機器を搭載しているのが特徴。[A4-34]

日デKL-UA452KAN
 多区間・ゼクセル・NS
KL-UA452KAN
KL-UA452KAN
 こちらも国交省標準仕様で、ゼクセルのクーラを搭載した例です。クーラのメーカはだいたい営業所ごとに揃っていますが、完全に一種類という訳でないのが謎です。この車両は所沢(営)で、クラリオンの車外スピーカが中扉に付いています。[A5-53/52]

多区間(信用兼用)車
日デKL-UA452KAN
 多区間(新座)・ゼクセル
KL-UA452KAN
 富士製のフルフラットノンステ(UA272)で揃っていた西武に突然、西工製の前中間ノンステが登場したということで、何かと話題になった車両。前面方向幕部分の塗装が旧タイプなノンステも稀少な存在です。新座(営)仕様でネプチューンの車外スピーカが前中両方に付いています。[A3-890]

日デKL-UA452KAN
 多区間(新座)・ゼクセル
KL-UA452KAN
 新座(営)仕様のノンステ増備車で、クーラはお約束のゼクセルを搭載。中扉には手動スロープ板を装備しています。川越(営)や所沢(営)などに転出していますが、前中2箇所の車外スピーカや乗降方式サボなどは健在です。[A3-956]

日デKL-UA452KAN
 多区間(新座)・ゼクセル・NS
KL-UA452KAN
 国交省標準仕様になったノンステで、中扉スロープ板は可搬式になっています。放送機器はネプチューンで、車外スピーカは前中ともに取付されています。[A5-38]

均一区前乗り車
日デKL-UA452KAN
 均一区・ゼクセル
KL-UA452KAN
 西工製ではごく初期のノンステです。上石神井(営)に新製配置された車両で、前乗りの均一区仕様になっています。中扉の照明が車内側にあったり、車外スピーカが前扉側にあったり、色々と特徴があります。西工製ノンステで扉の靴ずりが黄色なのは、これが唯一の存在。上石神井でゼクセルのクーラというのも相当に目立っています。[A3-889]

日デKL-UA452KAN
 均一区・電装
KL-UA452KAN
KL-UA452KAN
 本格増備にあたり電装クーラに変更されました。西武では概ね練馬(営)と上石神井(営)の管内が均一区になっており、このエリア発着路線が多区間地域に乗り入れる場合は基本的に信用方式としています。この車両は上石神井(営)の新製配置で、ネプチューンの放送機器を搭載。[A3-927/908]

日デKL-UA452KAN
 均一区・電装
KL-UA452KAN
 練馬(営)の新製配置で、クラリオンの車外スピーカが前扉部に取付されています。ホイールは更新時に銀色塗装になった模様。[A3-905]

日デKL-UA452KAN
 均一区→多区間・電装
KL-UA452KAN
 上欄と同じ時期で、もと上石神井(営)の車両が多区間の所沢(営)に転属した後の姿です。この車両の場合は中扉の車外灯が増設されていますが、車外スピーカは前扉のみ。[A3-925]

日デKL-UA452KAN
 均一区→多区間・電装
KL-UA452KAN
 同じく上石神井(営)→所沢(営)へ転属した車両ですが、こちらは中扉の車外スピーカや運賃掲示サボ受けも追設しています。前扉のスピーカが上石神井なネプチューン、中扉スピーカは所沢なクラリオンという変てこな事になってしまいました。西武は営業所ごとに仕様が細かく異なる割に経年車をあっさり転属させてしまうので、どうしてもこういう事が起こります。[A3-909]

日デKL-UA452KAN
 均一区・電装・NS
KL-UA452KAN
KL-UA452KAN
 均一区仕様車の国交省標準ノンステで、引き続き電装クーラを搭載しています。上石神井(営)の新製配置で、ネプチューンのスピーカが前扉側に付いています。[A5-46]

日デKL-UA452KAN
 均一区・電装・NS
KL-UA452KAN
 同じく標準仕様のノンステです。練馬(営)の新製配置で、車外スピーカはクラリオンが前扉脇に付いています。[A4-991]

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