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 結局あれやこれやで、南海には西工で4シャーシ揃っていました。ご紹介した他に日デP-RA53REのSD-Iが夜行高速車で在籍していました。また、南海観光バス(現クリスタル)にもC-Iのふそうが多数在籍しています。

三菱ふそうP-MP218M P-MP218M
 これは新塗装ですが、白旧塗装の印象の方が強いかも?リヤは、1枚窓で、番号灯はシャーシを問わずいすゞのパーツ、おまけにバンパーには市光の4341(阪急でお馴染みのストップ+ターンのパーツ)が付いています。泉北(営)で稼働していました。

三菱ふそうU-MP218M U-MP218M
 泉北(営)にはこ〜んな車両もいます。帝塚山学院の特定輸送用に、3扉のMPが配置されており、ボデーにも「帝塚山学院大学」などとロゴが入っています。全体的な仕様は同時期の一般車と同等です。高野線の金剛駅などに顔を出します。U-MPということで、フォグが角形になっていますが、これは三菱の仕様変更とは無関係です。

三菱ふそうKC-MP217M KC-MP217M
 ごく普通の前後扉車。フォグランプが丸形なのは、標準仕様通りです。他社は勝手に色々角形にしたりしてますが、南海は標準のまんま。クーラはMBMボデーでも若干採用されている電装製を搭載しています。

三菱ふそうKC-MP317M KC-MP317M
 96MC。最拡大タイプの逆T字窓や、B-II、後扉の明かり窓廃止、二色バンパーなど、現代風にアレンジメントされた仕様になっています。しかし、いくら標準とはいえ、三菱重工の屋上ユニットタイプクーラなのはびっくり。

三菱ふそうPDG-AR820GAN PDG-AR820GAN
 従来から日野とふそうの中型を路線車の主力としてきた関係で、AR発売によって南海久しぶりの西工登場となりました。光明池(営)に3台存在しており、前回のMP同様に2色バンパーなのがポイント。ワンステ表記のためにナンバープレートが少し下がっている社名窓タイプ前バンパーを選択。クーラがサーモキングなのは南海的には珍しい所。

いすゞP-LV318M P-LV318M
 和歌山バスの同型車と類似した車両ですが、こちらはトップドアになっています。正面1枚窓のE型で、リヤには市光4341が燦然と輝いています。どういう経緯で購入した車両なのか編集子は知りませんが、特定車として使用されていました。現在は熊野交通で稼働中です。

日デKC-RN210CSN KC-RN210CSN
 泉南(営)に突然入った日デRN。閑散路線の経営改善などを目的としてダウンサイジングを図っているものと思われます。ステップ高が意外に低いせいもあって、走破性向上のため前面下部の角を切り上げている特殊な仕様になっています。このため、前扉の支持形状も複雑になっています。

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