山陽電鉄バス・山陽バスカタログ舞子名谷2:←前へ・次へ→
P-LV218L 1984-1986年・川重車体
(舞)1433,1434,1535〜1537,1638,1639,
(名)2441,2442,2543〜2550
山陽バス初のLV.このグループからいすゞカタログカラーのうち黄色バージョンを採用し,イメージ一新を図りました.仕様的にはCQAをそのまま継承しており,舞子線・名谷線を問わず側幕が後部側にあり,クーラは室内・床下に収納されたタイプ.ちなみに,登場時は前面にISUZUマークが入っていたのですが,2544〜2546の3台は銀色の社紋が入っていました(のちに黒の社紋に統一).[1433]
P-LV218L 1986年・IKコーチ
(舞)1640,1641,(名)ナシ
ここからIKコーチ製になり,同時にクーラのエバポレータが屋上搭載となっています.ちなみに,この1640,1641は貸切兼用車として登録されており,床下にスペアタイヤを搭載するため,バッテリ位置が変更されています.[1641]
P-LV218L 1986-1987年・IKコーチ
(舞)1642,1743〜1747,(名)2751
名谷線
舞子線
当時舞子線は後乗りなので,側幕は後ろ側で良かったものの,名谷線は前乗りにもかかわらず側幕が後ろ側というのは少々まずい所でした.ということで,このグループから側幕を前後両方に取り付けられる窓構造として,舞子線は後ろ側,名谷線は前側に側幕を実装するようになりました.これは,将来的に名谷線を後乗りに変更した際に簡単に側幕を移設できるように,という意図もあったものと思われます.[上2751/下1743]
P-LV218L 1987-1989年・IKコーチ
(舞)1748,1749,1850〜1853,1954〜1961,
(名)2753,2853〜2856,2957
ここから,銀色のままながら逆T字窓が採用されました.しかし,前後両方に側幕を取り付けられるようにするために,IKコーチとしては非常に珍しいサッシ式の逆T字窓となっています.また,このグループからACT(電気エアー式シフト)を採用,リヤ側のマーカランプが後部窓内から屋根上に移設されています.1954は一時,社番の前に赤で「名」表示して,名谷線で使用されていました.
1958と2957は,貸切兼用車として登録されており,天龍のMS100シート,マイクジャック,灰皿(「路線バス時は禁煙」ステッカ付き)などの装備品があります.[2752]
P-LV218L 1990年・IKコーチ
(舞)1062,(名)2058
P-車の最後を飾る,スペシャル車.一見,仕様変化ないように思いますが,後バンパーがU-車のもの(反射灯具用凹部付き)を先行装着しており,前面のドアコック位置もP-車の前照灯横ではなく,U-車標準の手すり下になっています.まぁ,とは言ってもそこは山陽のこと,ぶつけたり何したりしてP-車オリジナルになってたりしますが.[上1062/下2058]
|