トップ阪急バスFanclub車種別解説日産ディーゼル4

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日産ディーゼル・4

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 西工96MC B-II CNGノンステ
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 阪急初の「CNGノンステ」は、日デのワンステベースノンステップ(Gタイプ)にて登場。塗色は低公害車共通のいわゆる「HIMRカラー」で、CNGボンベの部分にラインがかかっているので、やや目立ちます。ガス配管の収納と補強のために左右とも柱が一部太くなっている他は、一般の西工製ノンステとほぼ共通の仕様を有し、2002年から本格採用されたLED行先表示器を当初から装備しています。2002年式がこのスタイルで、石橋(営)と茨木(営)に1台ずつ配置されています。[石350]

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 西工96MC B-II CNGノンステ 芦屋市内線
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 芦屋浜(営)に3台配置されたCNGノンステは、日デのGタイプノンステをベースとしたものである点は上欄と共通です。しかし、芦屋市内線各所に点在する3.2mのガードをクリアするため、屋根上ボンベを少し沈ませて設置し車両全高を抑えているのが外観上の大きな特徴で、以後芦屋浜に投入されるCNGノンステ共通のポイントになっています。2003年式。[芦367]

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 西工96MC B-II CNGノンステ
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 2003年前半に登場した373は、屋上のボンベカバーがわずかに改良され、ボデー屋根との空隙が小さくなっています。しかしこれは1台のみの過渡的な対応にとどまっています。[石373]

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 西工96MC B-II CNGノンステ
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 上欄に続いて登場した376は、屋上のボンベカバー形状が大幅に変更されています。このボンベカバー形状で前扉がグライド扉なのはこの376のみの特徴。[茨376]

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 西工96MC B-II CNGノンステ
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 2003年式は2回に分けて納車されており、後半に納車されたこのグループから前扉が折戸に変更されているほか、390,391だけの特徴としてスロープ板が可搬式になっています。[石391]

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 西工96MC B-II CNGノンステ 芦屋市内線
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 芦屋浜(営)にも2003年式後半の購入として381が存在しますが、屋上のボンベカバーは芦屋市内線スペシャルのため従来同様になっています。登場時期の関係で前扉はグライドスライド扉。[芦381]

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 西工96MC B-II CNGノンステ
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 2004年式で、引き続き前扉は折戸です。CNGノンステは低公害車の補助金のため国交省標準に縛られる必要がなく、最後まで折戸で通しています。リヤには阪急のアイデンティティとも言える市光4341が付いています。ボンベやクーラで屋根上が手狭になり、丸形換気扇は車体最後部に追いやられているのが分かります。[石436]

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 西工96MC B-II CNGノンステ
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 CNGノンステは毎年着実に増備を重ねました。こちらは2005年式です。仕様面では前年とほぼ同じ。一般車でクーラを色々変えている阪急ですが、ことCNGに関してはゼクセル一本槍です。[茨470]

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 西工96MC B-II CNGノンステ 芦屋市内線
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 KL-車の灯火規制適合版「合いの子ボデー」を架装したCNG車が阪急にも1台登場しました。ボデーの基本はKL-車であり、新長期規制車とは少々異なるシルエットを有しています。当然リヤはシビリアンテール。前扉は引き続き折戸です。芦屋浜(営)に投入された関係で例によって全高3.2m未満の低屋根仕様になっています。2007年式。[芦482]

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 西工96MC 中型 ノンステ
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 中型ベースノンステのJP。ホイールベースは標準のN尺を採用しており、仕様的にはRMノンステをJPに焼き直したそのまんま。クーラはゼクセルのパッケージタイプです。結果的にJPはワンステ主力で増備が進んだため、ノンステは貴重品となりました。[茨363]

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 西工96MC 中型 ワンステ
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 中型RMのホイールベースを延長したJPのワンステ仕様です。ノンステに比べ全高が高いため、JPワンステ標準のFRP製オーバーフェンダになっています。クーラはゼクセルでノンステ同様です。リヤフラッシャーが横向きなのはRMとも共通で、これは事実上の西工標準。非常口後方のサッシ式固定窓サイズが小さいのはワンステの標準仕様です。市光4341が付くだけで途端に阪急らしくなるのは面白い所。[芦388/石387]

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 西工96MC 中型 ワンステ
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 438以降はコーナーリングランプが装着されるようになりました。JPワンステは一時、阪急の標準車とさえ言える勢いで増備が進み、かなりの台数が購入されました。特に芦屋浜と茨木では大量に走り回っています。[豊能456]

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