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いすゞ・3

いすゞU-LV318K
 西工58MC B-II 分散クーラ
U-LV318K
 標準床という観点からすれば、この型式はたったの8台で終わっています。中でも502,504,505は、分散クーラを装着しており、本型式での分散クーラは他に類例を見ません。ちなみに、P-LVとの識別は、リヤの給水口の位置で可能。左フラッシャー下にあるのがU-LV。[宝505]

いすゞU-LV318M
 西工58MC B-II 分散クーラ
U-LV318M
 もっとレアなのがこちら。宝塚(営)に1台だけ存在する、M尺分散クーラのU-LV。もちろん標準床です。ふそうではU-車でこの仕様が結構多数存在するのですが、この時期、いすゞはほとんど購入されなかった(1991年は2台のみ)関係もあり、稀少車となっています。[宝501]

いすゞU-LV318M
 西工58MC B-II 集中クーラ
U-LV318M
 阪急のいすゞ車初の集中クーラ車。標準床で、宝塚の506,508が該当します。この2台は、集中クーラでありながら外気導入ではなく、代わりに従来から装着されてきたファンデリアが取り付けられているという異端車です。[宝508]

いすゞU-LV318K
 西工58MC B-II 集中クーラ
U-LV318K
 集中クーラ(外気導入式)の標準床K尺は、芦屋浜の509〜513が該当します。低床化への過渡的な時期に当たり、芦屋浜の一般車では最後の標準床のグループです。なお、この時期はピアサインを取り付けて、リヤのナンバープレートがバンパー内に移動しているものが見られます。[芦509]

いすゞU-LV318KJ
 西工58MC B-II
U-LV318KJ
U-LV318KJ
 515からは、型式末尾にJが付いて低床車になりました。いすゞの第一ステップは他シャーシに比べて低いため、特徴あるスタイルを持っています。「阪急バス」表記がリヤオーバーハングからWB間に移動したのもポイント。低床としてのK尺は芦屋浜のみに25台集中投入され、BUやCPM/CQMを駆逐していきました。[芦565/大538]

いすゞU-LV318MJ
 西工58MC B-II
U-LV318MJ
 M尺車でも528以降は低床車が増備され、宝塚と山口に投入されました。クーラは全車ともゼクセルの屋上集中式で、外気導入式を選択しています。なお、1995年式のみリヤのフラッシャーが角形になっており、外観上のポイントになっています。[宝573]

いすゞU-LV218K
 西工58MC B-II 芦有専用車
U-LV218K
 芦有道路を運行する芦有線、芦屋ハイランド線に専用される車両。K尺のショートフロントオーバーハングにエアサス標準床、シート配置は前から後ろまで左右とも2列、専用の無線アンテナを装備した「重装備車両」です。芦有仕様車として、合計芦屋浜3台、山口3台が購入されました。うち4台がバブル92年式のため、超豪華車両に仕上がっています。[山514]

いすゞU-LV218K
 西工58MC B-II 芦有専用車
U-LV218K
 芦有仕様車のうち、芦屋浜(営)の503だけは、登場時期の関係で、ご覧のようにゼクセルの分散式クーラとなっています。その他の仕様は、概ね上欄車と共通になっています。[芦503]

いすゞU-LV318K
 西工58MC B-II 芦有兼用車
U-LV318K
 芦有線の予備車が不足するため、95年に1台、芦有線仕様の車両が山口に投入されました。92年式とは異なり、板バネ、車内のシート配置は一般車と同じものになっています。要は、兼用車としての色彩を持たせたもので、ラジオのアンテナやショートフロントオーバーハングなどが芦有線らしさを演出している程度です。路線が路線だけに、標準床。[山582]

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