トップ阪急バスFanclub車種別解説三菱ふそう6

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三菱ふそう・6

三菱KC-MP217K
 西工58MC B-II
KC-MP217K
 58MCでのKC-MPは、K尺では3台しか購入されていません。U-車までバス協タイプのリヤフラッシャーでしたが、KC-車からは角形で大型化され、分かりやすい識別点になっています。市光4341は変わらずリヤバンパー内に取付。[大2595]

三菱KC-MP217K
 西工58MC B-II
KC-MP217K
 58MCのK尺のうち1台、2630は58MCと96MCとの「合いの子」車で、方向幕周囲のプレスだけ新型になっているものです。[大2630]

三菱KC-MP217M
 西工58MC B-II
KC-MP217M
 U-車からKC-車への移行は、阪急にしては分かりやすい形となっています。すなわち、1996年式からがKC-車で、角形前照灯採用と同時にクーラの外気導入を中止しています。標準車だけあって、ほとんどの営業所に新製配置されました。一般低床車のクーラはゼクセルにて統一。[猪2614]

三菱KC-MP217M
 西工58MC B-II
KC-MP217M
KC-MP217M
 M尺1997年式の4台(2631,2632,2637,2638)は、方向幕周囲のプレス型だけ96MCを先取りした「合いの子」車です。この手の58MCは他に神戸市交の日野HUなどが存在します。[猪2631]

三菱KC-MP217M
 西工58MC B-II 偏平タイヤ
KC-MP217M
 58MCのKC-MP217では、中途半端な時期ながら意外に各仕様が揃っています。阪急におけるKC-MPの識別は、角形4灯式前照灯が一番簡単です。ただし、これは阪急独自の仕様変更です。クーラは偏平タイヤ低床ということで、電装を装着しています。[豊2608]

三菱KC-MP217K
 西工96MC(初期) B-II
KC-MP217K
 96MCになっても暫くの間、西工ではMP217にて生産されました。これは、三菱自工のモデルチェンジより西工の96MCの方が微妙に早く登場したことによります。とは言ってもこの手の合いの子は全国的にも極めて少数派で、阪急におけるK尺は西宮(営)に新製投入されたこの1台のみ。クーラはゼクセルです。[大2640]

三菱KC-MP217M
 西工96MC(初期) B-II 三菱重工
KC-MP217M
KC-MP217M
 96MCのMP217系は、M尺でさえわずか8台。その中で、ゼクセルクーラ車と三菱重工クーラ車の二通りが存在します。ちなみに三菱ダイヤエアコンはMP217系ということで旧型で、茨木と伏尾台に合計3台投入されました。三菱重工独特の大きなコンデンサが目立ちます。
 MP217の識別としては、リヤに出っ張りがあることと右側ルーバーが完全な方形になっている点が挙げられます。[猪2652]

三菱KC-MP217M
 西工96MC(初期) B-II ゼクセル
KC-MP217M
KC-MP217M
 そしてこちらはゼクセルクーラ搭載車。特に2661は運用開始が1998年にまでずれ込み、排ガス規制区域内での使用期限がその分遅くなっていました。阪急は以前からこの手の「運用開始遅れ」が時折発生しています。[猪2661/2651]

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