トップ阪急バスFanclub車種別解説三菱ふそう3

←前へ ・  目次へ ・  次へ→ 

三菱ふそう・3

三菱P-MP218M 西工58MC B-II P-MP218M
 西工58MCになってから暫くの間は,側面方向幕が後部扉の前にありました.P-MP118はもとより,1985年式のP-MP218でも一部この仕様が見られます.側面方向幕の位置については賛否両論あり,スペース効率からすると戸袋窓内側が良いのですが,やはり見えにくいというのは仕方ないところです.[猪85-1978]

三菱P-MP218K 西工58MC B-II P-MP218K
 短尺車は千里・石橋・西宮・茨木・豊能・大山崎・向日・伊丹などに導入されました.主に路線環境の悪い所に投入されており,西宮・豊能や京都地区などは主力として活躍しています.[石86-2082]

三菱P-MP218K 西工58MC B-II P-MP218K
 ガード下の制限高の関係で屋上のラインフローファンが取り付けできず,車内にサーキュレータを取り付けることで代用している車両が存在しています.運転席上だけはラインフローファンで,これはバスの後ろ寄りのほうが全高が高いことによります.この車両は相川近辺の制限高の関係で石橋に配置(路線は消滅)されていますが,その他はすべて京都地区に投入されています.[石89-2252]

三菱P-MP218M 西工58MC B-II P-MP218M
 実はサーキュレータ取り付け車は京都のK尺だけではなく,吹田(営)のM尺にも存在しています.相川近辺のガードの関係と思われます.仕様変更点としては K尺とほぼ同じで,運転席上だけファンが付き,ガードに当たりそうな後方は坊主屋根.[吹86-2070]

三菱P-MP218M 西工58MC B-II P-MP218M
 文字通り阪急バスの主力車として大量に購入された車種.仕様はほぼ一定しており,基本的に標準床の西工B-II,逆T字窓.さすがに標準床ではやりにくくなってきたせいか,第一ステップの高さを下げた独自仕様に途中で改良されています.クーラはもちろんヂーゼル機器の室内分散式.[猪88-2158]

三菱P-MP218M 西工58MC B-II 角フォグ P-MP218M
 1990年式のP-MPでは,フォグランプがご覧のように角形に仕様変更されています.他社では三菱や呉羽ボデーでも見られ,角フォグのP-MPは全国的にかなり出回っている模様.西工なら本来あまり関係ない話だとは思いますが,阪急の仕様変更とシャシ変更が一致しなかった例.細部の仕様に関しては,これ以前の車両とさほど差違ありません.[石90-2290]

←前へ阪急トップへ目次へこのページの先頭へ次へ→