トップ阪急バスFanclub車種別解説三菱ふそう2

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三菱ふそう・2

三菱K-MP118M 呉羽 B35 K-MP118M
 往年の阪急の「呉羽王国」を偲ばせる車両です.この"B35"型ボデー,俗称「ブルドック」は阪急では少数派という,三菱ユーザとしては信じられないような状態でした.1980年式には丸っこい旧ボデーが存在し,1983年式には「離れ目(下欄参照)」になっているのがその理由.

三菱K-MP118M 呉羽 離れ目 K-MP118M
 中型MKの拡幅,大型ショートMMのストレッチ,で登場した「離れ目」MPです.西工に仕様を合わせると,ご覧のように当時としてはとっても高級な路線車として仕上がりました.ほとんど観光車なみです.吹田や伊丹でよく見ることができました.クーラはヂーゼル機器の分散式.[伊83-1842]

三菱P-MP118M 呉羽 離れ目 P-MP118M
 上のボデーとほぼ同じ.P-車のこの一群が阪急最後の呉羽製大型路線車(一般車において)となりました.ボデー各部がリファインされており,前面方向幕窓などはMKと共通の仕上がりになっています.これでも左前面窓切り下げをやっているのが阪急らしく(阪急特別仕様,という訳ではない),後部扉の下明かり窓とともにいい感じです.[清84-1905]

三菱P-MP118K 西工58MC B-II P-MP118K
 阪急のラインナップの中では隠れた存在と言っても良いのが本型式.西宮(営)などにわずかに在籍した程度で,外見上はK-車との識別ができません.シャーシ部品もほとんどK-車同様で,まさにエンジンが異なる程度.[西84-1917]

三菱P-MP118M 西工58MC B-II P-MP118M
 昭和59年騒音規制適合前の一時期だけ生産されたP-MP118Mです.見た目はK-車と何も変わっておらず,58MCの初期型ボデー仕様そのまんまです.阪急では珍しく,戸袋窓がHゴムになっているのが特徴です.[清84-1894]

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