トップEVOたいむ2005ダイヤリー09/04

不等沈下

2005.09.04
スプリング交換
Swift 曲がらない足の対策として、スプリングを交換しました。前が14→11kg/mm、後が14→9kg/mmです。ZEALのSuperFunctionは、アッパーの減衰力調整ダイヤル形状の都合で、スプリング交換は下側(ナックル取り付け側)をくるくる回して外すのが正しいやり方。取りあえずプリも全長も同じ数値で組んで、いざ十*辻にてテスト。
(写真左:140、右:110)

沈下量が違います。
 ところがテスト開始早々リヤタイヤが思いっきりタイヤハウスに当たっています。2本走っただけでネオバは見るも無惨な状態に。
 そう、冷静に考えれば、特にリヤはバネレートが約64%になっていて、車体重量による沈下量が違うのに同じ数値で組んだのがミスでした。しかも、なぜか左右で沈下量が10mm程度違っていて、まるで埋め立て地の不等沈下のような状態。
 不等沈下には個別調整を施すのが土木のセオリー。沈下量の増分+個体差吸収の調整(全長とプリの両方)をリヤだけ行いました。車体のひずみ等によりフェンダー位置での車高計測は必ずしも信用できないのですが、前回に車高調本位で調整したら左右でコーナーリング特性が違ってしまった事もあり、今回は車高位置本位で調整した次第。コーナーウェイトの考え方もこれに近いはずです。

肝心の特性は
 タイヤを無用に削りたくなかったので、テストは程々しかやっていませんが、荷重のかかりは良くなったようです。但し本当に効果があるのか、と言われると、まだ疑問。理屈の上では良くなっているはずですが・・・。

アライメント
 お手軽アライメントゲージで、先にキャンバーだけ測定。とっても簡易な器具なので、どの程度信用できるのか?と思っていましたが、まあ誤差0.5度以内ぐらいですかね。上出来です。測定の結果、左右で差があり、リヤは1度ぐらいになっている箇所も。これでトーとキャンバーを合わせてから再度テストしてみます。

←前 ・  EVOたいむへ ・  ダイヤリー目次へ ・  このページの先頭へ  ・ 次→