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山陽電鉄バス・山陽バスカタログ舞子名谷4:←前へ次へ→

KC-LV280L 1995年・いすゞバス製造
  (舞)ナシ,(名)2588〜2590
 このグループからKC-車になり,エンジンはV8の8PE1-S,すなわちチューンドエンジンで高出力版が選択されています.側面窓は逆T字で,側幕が前後ともに取り付け可能である点は従来仕様を踏襲していますが,サッシタイプではなくアウターガラス(ヒドンピラー)方式になったため,見栄えが向上しました.床形状は一般低床を引き続き採用しており,シャーシのベース位置が下がった関係で全体にU-車に比べてシャコタンに見えます.ホイールベース記号はU-車に引き続いてLとなっているものの,実際にはいすゞが定義を変更しており,従来のK尺相当になる4800mmとなっています.


KC-LV280L 1996年・いすゞバス製造
  (舞)1677〜1682,(名)2691〜2699,2601〜2608

2697

 引き続き大量増備されたKC-LV.側幕(後ろ側)の直前窓が固定式に変更され,車内の座席配置が一部変更となっています.名谷線仕様車は垂水線ワンマン対応装備として従来から引き続き,バックアイカメラ+後退灯2灯となっており,側幕はもちろん前側.[2697]


KC-LV280L 1996〜1997年・いすゞバス製造
  (舞)ナシ,(名)2609,2610,2711,2712
 このグループから,ホイールが銀色になっています.これはメーカ標準を採用することでコスト低減を図ったもの.また,リヤの補助ランプ(増設ストップ/ターン)が装着されています.


KC-LV280L 1997〜1999年・いすゞバス製造
  (舞)1783,1784,1989〜1995,(名)2815〜2818,2919

1989

 一見するとKC-LVの継続購入に見えますが,このグループには何かと話題が多いのです.まず,側面幕が前後両方に付いてしまったこと.舞子線,名谷線,垂水線大型系統のすべてで共通運用可能とするための措置.元々,山陽は所属路線に関わらず,ほぼ全車とも方向幕の内容は共通なので,この点も心配なし.シートモケットがブルーのチェック地に変更されました.さらに,1997年あたりからドアエンジンがナブコから泰平電機に変更.これはナブコが市場撤退したことによるものです.1998年からは前バンパーにコーナーリングランプを装着,同時に後部「乗降中」警告灯も標準採用に.1993号からは側面の山陽電鉄表記に太陽マークが入るようになりました(2919は未表記).[1989]


KC-LV280Lワンステ 1998年・いすゞバス製造
  (舞)1885,1886,(名)2813,2814,(垂)3844,3845

2813

 山陽初の超低床車として,ワンステが合計6台1988年に購入されました.中扉は画期的な4枚折戸で,これは車椅子用スロープを装備するためです.前中扉間には跳ね上げ式シートの車椅子スペースも設けられ,車椅子対策はひととおり揃っています.クーラのコンデンサは屋上搭載.ワンステを強調するため,前面にアンドン式で「ワンステップバス」表示を行っています.ベースとなるシャーシは一般車と同じで,短尺の高出力車.なお,社番上は各線2台ずつですが,あまり所属にこだわらずに運用に入っています.[2813]


KC-LV280Lシャトル兼用車 1998年・いすゞバス製造
  (舞)1887,1888

1888

 明石海峡大橋のシャトル便と一般路線を兼用できるような仕様で購入されたのがこの2台.一般車が逆T字窓であるのに比べ,T字窓になっており,その関係で後部扉の戸袋窓が小型になっています.車内は2+2列に補助席付き.観光バスタイプばかり来る高速舞子などでお客さんをガックリさせないように,観光タイプの1枚前面窓とし,アンドンで「山陽電鉄」表示が入っています.側面方向幕が前後とも装着されていたり,ホイールが銀色だったりするのは,この時期の一般路線車と共通の仕様.[1888]


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