トップ阪急バスFanclub車種別解説日野3

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日野・3

日野KC-RU1JMCH
 西工96MC B-II
KC-RU1JMCH
KC-RU1JMCH
 天下の珍車、西工製HIMRシリーズがついに新型HIMRでも登場。それもタイミング良く96MCのラバーフェンダー、ビルトインクーラで登場しています。清和台(営)に1台のみ配置。エンジンは小排気量でターボインタクーラ付き。どちらかと言えば中型車のエンジンに近く、その関係で左側ルーバーになっています。右WB間の抵抗器部分は雨水を避けるために独特の形状(HIMR共通)をしています。阪急仕様で右給油としたため、電装のクーラコンデンサが左側になっているのもそのまま継承。
 車内はこれまた過去同様にロングシートで、モケットは赤茶色系統です。さすが低公害車のこと、KC-車ながらKL-車以降と同等の扱い(大阪府のステッカが青色)を受けています。西工の製造番号区分は23を専用にあてがわれており、当然ながらこの23-1のみ。[清135]

日野KC-HT2MMCA
 西工96MC B-II 電装ビルトイン
KC-HT2MMCA
KC-HT2MMCA
 日野の大型一般路線車は、実はこのグループが最初。136,137,141〜がビルトインクーラ、138〜140が屋上集中型クーラ。当初は柱本(営)や猪名川(営)に配置されましたが、その後各営業所に広がっています。クーラについては、阪急標準のゼクセルではなく、日野標準の電装製となっています。このグループは1998〜9年式に限られており、仕様は各車とも基本的に同一です。
 下画像の車両は1998年式で、建前としてはビルトインクーラのテスト車両ということになります。[能143/柱136]

日野KC-HT2MMCA
 西工96MC B-II 電装集中式
KC-HT2MMCAKC-HT2MMCA
 阪急がビルトインクーラを試行導入している時期に当たった関係で、1998年式の一部に従来タイプの屋上集中式クーラを搭載した車両も存在しています。138-140の3台のみがこの外観で、西工製の日野一般路線車では少数派に属します。リヤはご覧の通り、フラッシャーが低い日野独特の眺め。
 ちなみに上写真の園田競馬ファンバスは専用方向幕が用意されていて、園田・姫路競馬のマークも入っています。[伊138/柱140]

日野KC-HT2MMCA
 西工96MC B-II 電装ビルトイン
KC-HT2MMCA
 1999年式の一部は他シャーシ同様に前扉にも車外灯が取り付けられました。[豊能148]

日野KC-HU2PMCE
 日野横浜
KC-HU2PMCE
 補助金の関係で芦屋浜(営)に入った日野ノンステップ。芦屋市内線なので短尺車が選択されていますが、それでも全長は10.5mあります。阪急初のトルコンAT車。南芦屋浜線に専用されています。[芦144]

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