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三菱ふそう中型・1

三菱K-MK116F 呉羽中型 K-MK116F
 K-MKの短尺車は,能勢(営)に3台在籍していました.K-車は,P-車に比べて方向幕左右が鋼板であることが特徴です.[能83-1857]

三菱K-MK116J 呉羽中型 K-MK116J
 K-MKの長尺車。伊丹(営)に7台在籍し、閑散路線などに投入されていました。[伊83-1845]

三菱P-MK116F 呉羽中型 P-MK116F
 中型の短尺は基本的に前中扉しか対応できないということになっています.で,中型短尺が欲しい阪急としては,仕方なく前中扉で購入しています.この型式の短尺は宝塚(営)に1986年式が多数投入され,宝塚市内線の閑散路線や狭隘路線に投入されていました.ボデーはご覧の通り呉羽.車内もしっかり阪急しています.[宝86-2055]

三菱P-MK116J 呉羽中型 P-MK116J
 豊中,西宮,芦屋浜,吹田,能勢などに投入されていた中型長尺車.特に豊中は1986年式1台と1987年式10台の大所帯でした.いくら呉羽ボデーの車両とは言っても,そこは阪急.逆T字窓,ヂーゼル機器の分散式クーラや後部扉下側の明かり窓,室内の木目化粧板など,ハッキリ言って納期にさえ影響する程の仕様だったようです.[豊86-2078]

三菱P-MK117F 新呉羽中型 P-MK117F
 1988年にフルモデルチェンジした三菱MK.フォグランプも角形になり,印象を一新しました.P-車の短尺は,清和台に88-2164,5の2台と宝塚の89-2202,3の2台,計4台のみ購入されました.中型短尺共通の特徴として,側面方向幕が非常に小さいことが挙げられます.車内で着席した人の頭との競合を避けるためと思われます.モデルチェンジしても前面窓左の切り下げは健在.[清88-2164]

三菱P-MK117J 新呉羽中型 P-MK117J
 こちらは長尺車.懲りもせずにヂーゼル機器の分散クーラを採用し続けており,この型式としては極めて稀な外観(クーラのエバポレータが屋上に無い)をしています.1988年式の4台きりで,千里(営)や豊中(営)などに配置されていました.この後,阪急における中型車は,1994年まで購入が途絶えることになります.[豊能88-2169]

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