【さあ、今日のメインイベントは当闘技場の女王ピロテースと期待のニューフェイス、リュウセイの一戦だあ】
異様な熱気の中闘技場へ足を進めるリュウセイ。
そこには不敵な笑みをたたえるピロテースの姿があった。
その手には鞭がぶら下がっている。
「どうしたの?好きな武器を使っていいのよ。私に勝てるならね。」
『馬鹿にしないで。』
リュウセイは愛用の二刀を手に身構えた。
「さあ、どこからでもいらっしゃいな。」
『後悔させてあげるわ!!』
リュウセイは走った。


リュウセイの攻撃はすべてピロテースによって受け流されていた。
『これじゃあ…』
確かにピロテースの動きは軽快だった。
しかしリュウセイの本来の戦いができればもう少しまともな戦いができたはずだった。
「どうしたの?動きが悪いわね。」
『これじゃ…まともに戦えない。』
リュウセイが本来の動きができない理由。それは今も窮屈そうに股間で脈打つ
肉棒にあった。
普通の男のモノより何倍も感度の高い、剥き出しのクリがそのまま巨大化したようなものだ。
それが脚を動かすたびに、タイトミニの裏地が肉棒を擦るのだ。
いって見れば自慰しながら戦うようなものだった。
布地に擦られ、さらに硬く大きくなっていくのを感じる。
平静でいられる訳がない、

それに何より、大きな問題があった。
『動くと…見えちゃう…』
下に履いている下着が小さすぎた。元より割れ目をかろうじて隠すほどの大きさしかない。
それではがちがちに勃った肉棒は隠しようがない。
今はかろうじてスカートの中に隠されているが、大きく脚を開いてミニスカがずり上がっては公衆の目に勃起したそのものが晒されてしまう。
得意の足技が使えない以上、ピロテースに軽くあしらわれるのは必然だった。

「そっちが動かないんじゃこっちからいくわよ。」
ピシッ!
ピロテースの鞭がうなり、右手の刀を弾き飛ばす。
さらに連続攻撃、鞭先は的確に胸元を打ち、弾みでリュウセイの両房が露になる。
【おお、いい乳してるな。】
【しゃぶらせてくれよ、リュウセイちゃ〜ん】
観客の視線が剥き出しの乳に向けられる。
『くう…』
まだ痺れが取れない右手で胸を隠すが、隠しきれるものではない。
それでも何とか体制を立て直し、間合いを詰めるリュウセイ。
「ふん、踏み込みが甘いわね。」
刀を持つ左手をつかみ、あっさりと懐に入り込むピロテース。
そのまま右手を滑り込ませリュウセイの勃起した亀頭を布越しに摩る。
『あふぅ』
思わず腰砕けになるリュウセイの耳元で囁く。
「昨日から射精しっぱなしで可愛そうねえ…うふふ」
『え…』
そのまま格闘戦に持ち込む振りをして身体を密着させるピロテース
「今もここが熱くてたまらないんでしょ。」
くっきり形がわかる位に密着した幹をクニクニと指先で弄ぶ。
「薬を飲ませたのよねえ…、元は男を勃たせっぱなしにして尋問する薬なんだけど。」
『どうして…そんなこと』
撥ね退けようとするが、布越しにじわじわと伝わる快感に、集中ができない。
「どうしてって、だって貴方イヤラシイ匂いぷんぷんさせてるんだもの。」
『イヤラシクなんか…』
「こんなにお客さんがいる中でち○ぽ大きくしてるのに?」
ピロテースの指使いに反応し、ムクムクと鎌首をもたげる肉棒
『うふぅ…』
「ほんとはここでち○ぽ晒して、見られながら擦りたいんでしょ」
『そんな…こと…』
「ねぇ、私も貴方のち○ぽ擦ってるとこ見たいわ。」
じゅく、ちゅぷ
既に先走り汁が流れだしているのか、ピロテースが指を動かす度、いやらしい音が聞こえる。
『離して!!』
渾身の力で、ピロテースの呪縛を払いのける。
頬を上気させながらもキッとピロテースをにらみつけるリュウセイ

「そういう気の強そうなとこも気にいったわよ」
ピロテースの瞳が光り、口元から詠唱の声が聞こえる。
魔法!!と思った時はもう遅かった。
リュウセイの全身から力が抜け、人形のように崩れ落ちる。


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