リュウセイの瞳は、熱っぽく潤んでいた。
『あっ…』
硬くとがったクリを指でつまみ圧迫する。
リュウセイの美しい顔が快感でゆがむ。
充血したそれは、小指ほどに肥大し膨れあがった男根を思わせる。
『あああ…ひいっ…はああああああ』
小刻みに圧迫を加えると言葉にならない嬌声とともにだらだらと割れ目から淫水があふれてくるのがわかった。
自慰にふけりながら先程奉仕させられた怪物の肉棒を思い出していた。
人間のモノとは比べるべくもない硬く太い凶器。あれに貫かれる気分はどんな感じだろう・・・
思い出したようにリュウセイは荷物袋から黒光りするモノを取り出した。
一見して根元に装飾が施されたただの張型に見える。
彼女はそれを両の手で捧げ持つと古代語の呪文を唱え始める。
するとなんと男根を模した部分がまるで生き物の様に脈動しだしたではないか。
それはとある邪神教団が生贄の調教に使った魔法性具であった。
性具はそれ自身意識があるように蠢き、脈動する。先端から滲み出る液体は媚薬であり本物の性器の如く射精もする。もっとも迸る液体は女の全身を性感帯に変えるものだったが。
教団に潜入しその際自身も責めを受けたモノであったが、教団討伐後何故か手放せず今も持ち歩いているものだった。
ちゅっぷ、ちゅっぱ
先走り汁の如く滲み出る媚薬を音を立てて舐め取り、さらに止め処なくあふれ出る汁を乳首に擦り付ける。
『ふんっ…乳首…熱い…』
性具が蛇の頭のように鎌首を持ち上げ、勃起し尖った乳首に襲い掛かる。
『あはあ…そんなに乳首かんじゃ…いやあ…乳首だけで…いっちゃいそう…』
ささいな痛みすら快感に変える媚薬をなすりつけながら乳頭をすわれているのだ。
やっとのことで乳首から性具を離した。
もっと身体の疼きを埋めたい場所があるのだ。
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