『ひどい目にあったわ…』
リュウセイはため息をついた。
路銀を盗まれ、しかたなく誘われるまま賭け闘技場に足を踏み入れたものの、そこはただの闘技場ではなかった。
『やだぁ、身体中ベトベト…ここ風呂なんてあるのかなあ』
宿泊にあてがわれたベッドしか置かれていない狭い部屋。
身体にはまだ先程の戦いの余韻が残っている。
まとわりつくような、モヤモヤとした淫らな感じは戦った怪物に浴びせかけられた体液によるものだけではなかった。
熱を帯びた男達の視線…それは戦いを求めるものにあらず。
そもそも闘士達はろくな武器も帯びていない。
男達は、ただなすがまま怪物に押し倒され乳を弄ばれ、あげくの果てには陵辱される女戦士達を見にくるのだ。
殺されることはないかもしれない…ただし、公衆の面前で人ではない異形の者に襲われる。そんなことに、普通の精神では耐え切れないだろう。
しかしリュウセイはそんな状況に嫌悪感を覚えつつも、どこか気持ちが昂ぶっている自分に内心呆れた。
『公衆の面前で怪物のモノをしゃぶって喜んでるのね・・・あたし』
身体が熱くなっているのがわかる。
自然と先程の光景を頭に浮かべた。
体術には自信があったが、模擬短剣一本では屈強なオークには歯が立たなかった。
数度床に叩きつけられ、朦朧としたところを組み敷かれた。
はだけられた巨乳にオークは執拗に舌を這わせた。
女を喜ばせるために調教されているのだろう。乳首への念入りな責めにリュウセイは人目をはばからず喘いだ。
そのままの責めを続けられれば乳だけで達していただろう。
だがオークは身体を離すと既に大きく勃起した男根を曝け出していた。
このままでは犯されてしまう…自然と身体が動いた。
オークの股間にひざまずき、屹立した肉棒に舌を這わせた。
「すげえ、自分から進んでオークのち○ぽしゃぶってるぜ」
「姉ちゃん、こっちにもよく見せろ!」
男達の下卑た野次、突き刺さるように注がれる視線も昂ぶりを高めるだけだった。
周りに見せ付けるように音を立てて巨大なち○ぽをしゃぶる。
濃厚なフェラと指技は亜人間をも達せさせるものだった。
恍惚の表情を浮かべる彼女の全身に怪物は何度もたっぷりと精液を放った。
いっそ、犯された方がよかったかも…一旦火がついた淫蕩の血はこのままでは終われない事を告げている。
『乳首…こんなに硬くなってる』
こりこりに充血した先端を指で挟み捻るように愛撫する。
『んっ…はあ』
下着越しに割れ目をなぞる。すでにクリは硬くなり窮屈そうに布を押し上げている。
普段のリュウセイにはち○ぽはない。そこには大振りで平常時でも2cmほどに突起した女芯が生えているだけだ。しかし常に包皮から露出しているのだ。
露出した突起は日常的に刺激され、リュウセイを悩ませていた。
普段は強靭な精神で性感を押し殺しているのだ。
しかし、性的刺激を受け気持ちが昂ぶってくると、幼児のち○ぽほどに膨張し膨れあがってくるのだ。
今のリュウセイがそうであった。
『ああっ…ああん』
布越しに勃起したクリをこすると自然に声があふれる。
もう止めようがない。リュウセイは下着をずらし股間を露出させた。
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