村を発ってから二日、リュウセイの脚ではもう到着しているころだったが、少年の脚に合わせたため
二人は後一日で神殿に到着する山の中で夜を迎えていた。
『いよいよ明日到着よ。』
「うん・・・」
『どう?怖くない?』
「うん・・・」
リュウセイの声に少年はうわの空だった。
それもそのはず、ジムの目は目の前のリュウセイの姿に釘付けだった。
彼の位置からは、彼女の股間の白い下着も丸見えな上に、大きく開いた胸元からは、乳首も覗いていた。
まだ女性の手も握ったことが無い初心な少年に、それは刺激的過ぎる光景だった。

『大丈夫。こう見えてもお姉さん強いんだから・・何が現れてもこの刀で・・』
「うん・・・・」
『どうしたの?マジマジと見て』
少年は恥ずかしそうに目をそらした。
その仕草に、合点がいったのかリュウセイは苦笑する。
『どうしたのかな〜ジム坊や・・』

少年の目の前に身を乗り出すリュウセイ
たわわな乳肉が目の前に接近する。

『ほら、明日も早いんだから・・早く寝なさい。』



真夜中になったが先程刺激的な光景をみたせいか少年は寝つけなかった。
目を閉じても目の前にリュウセイの胸元がちらつくのだ。

ガサッ

物音に、薄目を開けると先程まで、焚き火の前にいたリュウセイが立ち上がり、森の中に消えていくところだった。
どこに行くんだろう・・・
好奇心に駆られた少年は後を追うことにした。


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