うっそうとした森の中、若いOLは狼の頭を持つ異形のモノに圧し掛かられていた。
恋人に誘われて入った深夜の公園、野外でのセックスに彼女は激しく燃えていた。
そこに不意に現れた人影、最初は酔っ払いの覗きかと思った。
しかし、人影に絡んだ彼氏の頭が不意に消失した瞬間、彼女の理性は崩壊した。
狼男は血に濡れた鉤爪を下で舐めながら近づいてくる。
「オトコハコロス、オンナハオカス」
毛むくじゃらの胴体からは獣の男根が隆々とそそり立っている。
犯された後はどうなるんだろう…もう訳がわからなくなっていた。

狼男は女の股間に男根をあてがった。

パン!!パン!!
爆竹が破裂したような音

狼男は音がした方向にゆっくりと顔を向ける。

そこには拳銃を構えた婦警、美香が立っていた。
『そこまでよアンノウン』
拳銃弾を二発も身体に撃ち込まれたのに平気な獣人にさほど驚きもしない美香。
はなから気を引くために発砲したのだ。拳銃弾に期待はしていない。
「マタオンナカ…ダガコッチノホウガメスノニオイガツヨイナ」

『逃げなさい!!』
狼男が自分を追ってくることを確認し、美香はOLがいる方向と逆に走った。

『ここなら誰もいないわ。二人きりで楽しめるわね。』
「サキニオマエヲオカス。ソノアトハマタカリノツヅキダ」
『そう思い通りになるかしら。』
美香は不敵に笑うと、気合をこめる。
『ハッ!!』
腰に金色のベルトが現れ、中心が激しく光る。
『ハアーーーー!!』
美香の気合と共にベルトから発せられた光が美香の全身を包み込む。
まばゆい光が狼男の視界を奪う。
「ナンダコノヒカリハ」
『変身!!』


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