光の中から現れたのはグラマラスな身体に昆虫状の密着した装甲をまとう女
完全に獣人化しているアンノウンに対して美香の姿は人間の姿を留めている。ヘルメット状の頭部からは豊かな黒髪がなびき、むき出しの口元からは妖艶な笑みを浮かべる唇が見える、また豊満な胸元を覆う装甲は薄くボディーペイントのように凹凸をくっきりと浮かび上がらせていた。
さらに股間は申し訳程度の装甲が覆うのみで、薄い表皮からは美香の濃い目の陰毛の陰りが透けて見えていた。

「ソノスガタ…ギルスカ…シカシ、カンゼンニドウカシテイナイヨウダナ。レットウシュノブンザイデナンノヨウダ」
『劣っているかどうか確かめてみたら?その身体で』
美香の目が妖しく光った。
「デハオマエカラオカシテヤロウ」


つづく