トップスルッとKANSAI公営系残額ゼロで乗車

大阪市交通局
残額ゼロで乗車

 スルッとKANSAIのシステムとして,「残額が10円でもあればそのまま入場できる」というのがうたい文句にあります.でも,以下のような場合,カードの残額がなくなった状態,すなわち\0でも乗車できてしまうのです.何と!
1.バスから地下鉄への乗り継ぎ
Bus to Subway

 バスから地下鉄への乗り継ぎは,運賃箱(大阪市では料金収納機と呼ぶ)の「地下鉄乗り継ぎ」ボタンを押してからカードを挿入します.この場合,バスの200円だけ引いて,乗り継ぎ有効である旨の情報を記録します.
 ということは,残額200円のカードでバスに乗車,地下鉄へ乗り継ぐ際,残額ゼロのカードで地下鉄に乗車しなければ乗り継ぎが有効にならないことになります.降車駅では,残額ゼロのカードを精算機で精算すれば,ほうら,ご覧の通り.
 ちなみに,編集子が実験した時には,精算した九条駅での印字が誤って最上段に重ねて行われました.(だから,ちょっと画像加工しています.)
2.地下鉄からバスへの乗り継ぎ
Subway to Bus

 当然ながら,その逆もあり得るわけで,地下鉄の運賃額とちょうど同じ残額のカードにて地下鉄からバスへの乗り継ぎを行うと,残額ゼロのカードをバスで使用することになります.
 でも,さらにそれを上回る「テク」があり,西梅田・梅田・東梅田の同一駅扱いの途中下車を利用すれば,ほうら,ご覧の通り.まず,残額\230のカードを手元に準備します.九条から梅田までと天六までの運賃が同一(\230)であることから,梅田で最初に残額ゼロになります.東梅田で復帰(残額ゼロで乗車)し,天六へ.ここでも,結局九条からは\230なので,精算は必要ありません.さらに,市バスへの乗り継ぎが有効なので,このカードでバスに乗車.ここでやっと精算になり,不足額\100となります.これでめでたく残額ゼロ印字が3行も稼げます.ちなみに,最後の精算二枚目のカード印字は以下の通りです.
Bus Adjustment

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