大阪市交通局には,地下鉄(含ニュートラム)と市バスの間の乗り継ぎ割引が存在します.これをカードでも実現すべく,精巧なシステムが構築されています.このページでは2005年12月のシステム変更以前の印字の記録をご紹介しています.
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地下鉄→バス |
地下鉄はごく普通に乗車します.降車時の精算等は必要なし.降車すると,ごく普通の運賃が引かれています.で,そのままバスに乗ると,車号の後に「SB(Subway to Bus)」と入って,割引が自動的に効きます.そう,どこで地下鉄を降車したかは均一区後払いの市バスには検知不能なので,一応どの市バスでも割引になります.
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バス→地下鉄 |
逆に,市バスから地下鉄に乗り継ぐ場合はこうなります.降車時に運賃箱の地下鉄乗り継ぎボタンを押してからカードを挿入し,印字は車号の後に「BS(Bus to Subway)」が入ります.但し,一般の乗り継ぎのように先に地下鉄一区相当の運賃まで支払うのではなく,単に市バスの運賃のみ引かれています.その後,地下鉄を同じカードで乗車.運賃は割引になり,当然残額はC表示になります.
で,バスから地下鉄への乗り継ぎの際,カード残高が200円に満たない場合は,当然ながら2枚目のカードを追加することになります.カードだけで乗り継ぎする場合と異なり,2枚のカードから合計300円を引き去り,現金利用時と同様に乗り継ぎ券(一般的な切符サイズ:エドモンソン券)を発行してくれます.この場合の印字は,ご覧のように「券」表示が入っており,これは大阪市独自のものです.
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