近鉄の精算機,実は謎めいた個性派揃いでして,デリカシーの無い「のりこし」文字を見たら,まずはカードを入れてお試しあれ.
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1. 通常の精算機 |
これは主要駅に配置されている,フル機能型の精算機.何だかメーカのよく分からない印字をしてくれまして,横方向に縞模様が入りやすいのと,印字中にカリカリと音が盛大に鳴るのが特徴.神鋼ほどではありませんが,よくカードが詰まります.
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2. 簡易型精算機 |
利用者数の少ない駅に,高価な機器を配備するのは余りにもったいない話.そこで,コスト削減型の精算機を近畿車輛が開発したのです.タッチパネル(たぶんパネコン?)モニタを主体に,カード搬送部は,バス用の小田原機器製,現金取扱部は一般の自販機用といった具合.でも,印字はどう見ても,東芝の第四世代機と同じフォントなので,謎はますます深まるばかりです.
ちなみに,カード搬送部がバス用ということは,1枚しか内部に保持できないので,2枚以上のカードで精算する場合は,バスみたいに一旦最初のカードを排出してから次を挿入するという方法を採ります.
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