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今は他社と同じ「灰色」になってしまいましたが,その昔,阪急・能勢のカードの裏面はなぜかピカピカと銀色に光り輝いていました.これはかなり特徴ある仕上げです.で,なぜなのか.それは,阪急のカードは「感熱皮膜破壊」とでも言う方式なのに対し,他社は「感熱変色」的なものだからだそうで.すなわち,阪急は熱で表面の膜が破壊され,地色の黒が見えることで印字するのですが,他は熱で表面の層が変色することで印字するということらしいのです.印字に要する温度にも差があるようで,機械によってはカードを判別して温度を切り替えているとか.
ラガールカードでも,初期のモノはかなり裏面が容易に真っ黒けになって困りものでしたが,今ではかなり改良されて,そんなことも昔語りになりました. |
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