> > >
阪急バスに搭載されているカードリーダは,バス業界ではトンと見ない筐体です.「はて?」と思いつつ印字を見たら,上の通りでした.そう,この印字は東芝そのものなのです.あまりバス機器を手がけていないメーカだけに,他にはない特徴を持っています.
まず,出口カードリーダでは「挿入可」と「中止」の表示があり,閉扉中はカードを挿入することが出来ません.入口リーダは三陽や小田原でも閉扉中挿入不可ですが,出口ではいつでも挿入可能な仕様とすることができます.また,利用者向けの金額表示は,運賃額のみで,残額表示はありません.これ,本当に裏面印字を前提とした機器のようで,このままの仕様だと印字ナシのカードを導入しているバス会社には売りにくいと思われます.
動作速度そのものは平均的で,内部で何回も行ったり来たりしている割には早いと思われます.ただ,ちょいと読みとり能力に不安が・・・.
なお,した唐櫃(営)については,小田原のRX系後付けリーダ,またはLC21を採用している関係で,小田原仕様にて阪急バス印字をしてくれます.
|
・
・
・
|