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山交バス
UTORIA

 山形県の最上・村山・置賜をエリアとする山形交通は、トヨタ(その流れで大型ショートも)の宝庫として知られていました。従来から日デも購入しており、中古車の購入もあわせ、一定数の西工車が足跡を残しています。
 なお、ご紹介したほかに、元昭和自動車のC-I貸切車が存在しています。

日デPB-RM360GAN PB-RM360GAN
 天童、寒河江などに配置される中型ノンステ。昔ながらの山交カラーをアレンジした新塗装がいい感じです。クーラは電装を搭載。2004年と2005年にこの仕様で購入しています。リヤの番号灯は縦型。

日デPB-RM360GAN PB-RM360GAN
PB-RM360GAN
 PB-RMの増備車で、2006年式はクーラがサーモキングに変更されています。西工側の設計変更で、リヤの番号灯が横型に変更されています。

ふそうPKG-AA274KAN PKG-AA274KAN
 山交初の大型ノンステとして、2008年式が日野以外の各メーカ1台ずつ購入されました。ふそうはご覧の通り西工製のAAが入っています。車両の前後にFUSOロゴがあり、シャーシ識別を容易にしています。

日デPKG-RA274KAN PKG-RA274KAN
 上欄と同時に購入された日デRA。仕様面ではほぼ共通で、日デのマークが前面に、リヤにも日デ表記があります。OEM車が増えて、シャーシメーカを明示する必要が出たからでしょうか?

ふそうPKG-AA274KAN PKG-AA274KAN
 2009年にもAAノンステを購入しました。仕様面では車外灯や路肩灯がLED化され、夜間は独特の華やかな雰囲気になっています。クーラは引き続き電装を搭載。

日デPDG-RM820GAN PDG-RM820GAN
 2009年の中型は日デRMノンステも購入しています。大型同様にメーカロゴが入るほか、LEDの車外灯を採用しています。クーラは大型とは異なりサーモキングを選択。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
KL-RA552RBN
 恐るべき運行密度を誇る山形〜仙台線に、たった1台だけ投入された西工製高速車。乗車時間が短く乗客も多いため、定員60名の収容力重視仕様を選択しています。側面窓は標準サイズのT字。
 当初は上画像のような一般的な姿でしたが、のちに下画像のようにUDエンブレムが取り付けられ、ターンシグナルがクリヤレンズ化されています。

日デADG-RA273RBN ADG-RA273RBN
 元々は日デのサンプルカーで、UDエンブレムやターンシグナルのクリヤレンズが特徴の一台。補助席がなく、側面窓が全固定になっているのが特徴です。もっぱら新潟線で活躍中。

日デADG-RA273RBN ADG-RA273RBN
 自社発注のC-Iで、直結クーラが最大の特徴。この車両は新庄(営)所属で、仙台線に投入されています。途中停留所での扱いやすさから、前扉を折戸にしているのもポイント。2005年式。

日デPKG-RA274RBN PKG-RA274RBN
 同じく自社発注のC-Iで、上欄と同じく新庄(営)に所属しています。1〜5番窓ともT字とするなど、統一された仕様になっていることが分かります。2006年式。

日デPKG-RA274RBN PKG-RA274RBN
 こちらは上欄と同型車で、寒河江(営)に所属しています。前面のLED行先表示器は従来、前面窓右上隅に取り付けられていましたが、この車両では社名窓の部分に収まっています。92MC系では前面窓上部が大きくRを描いていて、前面窓に行先表示器を設けてもさっぱり見えないため、こちらの方が圧倒的に見やすくなります。同じく仙台線に入っているため、どちらかと言うと仙台市内では非常によく見かける車型。2007年式。

日デKC-RA531RBM KC-RA531RBM
 もと阪急観光バスのC-Iです。旧車号は98-712で、フルエアブレーキが阪急観光らしい選択の一品。リヤは小窓で、しっかり市光の4341が光っています。ご覧の通り98改良の前バンパーで、1998年式。自社発注のC-Iとは前面窓上の塗装処理が異なっており、前面にもUTORIAマークが入るなど、また違った表情を見せています。

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