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トップドア
昭和自動車
トップドア車
昭和におけるトップドアは、貸切落としが大半を占めます。ただし、中長距離の路線向けなどに標準床のトップドア新車も投入されているため、ここではそれらも一括してご紹介します。
三菱ふそうK-MS615S
これは見るからに貸切落としです。側面の"Showa Bus"文字が思いっきりいい感じです。CIを導入するまでは、これが貸切の標準塗装でした。53MCのS型というだけで結構レアものですが、ナナメトロ窓がさらに華を添えています。
三菱ふそうK-MS613N
ほぼ同形態の車両ですが、方向幕の取り付け方法が異なります。また、メトロ窓も通常の垂直柱です。そうなんです、一見同じに見えて、実は色々異なる、これも昭和のすごさの一つです。
日野K-RC721P
後方からの写真ですが、こっちの方が刺激的でしょう。さて、この型式は皆さんピンと来ましたか?そう、一般にREの高出力版と考えられているRCの、さらに高出力車です。西工での架装例は他に西鉄があるぐらい?しかも、53MCのS型トップドア。セコ手の貸切かと思えばさにあらず。実は、国鉄筑肥線の電化によって大打撃を被った昭和が打った対策でして、リクライニングシートにテレビ付きでゆったりご乗車ください・・・、というもの。ただ実際には、乗客奪還までは行かなかったようです。ちなみに、同時に富士でも購入しています。
日野P-RU637BA
ここからは、標準床E型の路線車シリーズです。トップドアのT字窓に貸切向けシャーシ、これが基本です。一部は高速バスにて活躍する車両もあり、まさに超汎用車として活躍しています。
三菱ふそうP-MS715N
標準床E型シリーズその2。ふそうMSのシャーシに架装しています。この車両は、城南急行に使用していたため、バスロケ(住友電工)用のアンテナが付いています。なお昭和の城南線経由は、現在は廃止となっています。
日デP-RA53R
標準床E型シリーズその3。日デRAです。この黄色塗装がオリジナルでして、上の車両の白塗装は変更後の姿になります。CIした時にも4種類の塗色を用意してしまったのはさすが昭和。
日デKL-UA452TAN
いわゆるE高速の車両です。元々この手の車両はお得意の昭和のこと、からつ号やいと・しま号が好調なことも手伝って、あっという間に多数購入されました。エンジンはもちろん高出力版になっています。
日デPKG-RA274TAN
E高速の増備車で、西鉄などと同様にPKG-車はエンジン出力の余裕を活かして直結クーラ(電装)としています。WB間ボデーの下方拡大のみ実施してトランクを若干拡張しています。E高速で側面窓がT字なのは一般的な仕様ですが、昭和にとっては歴代のこだわりの仕様でもあります。
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