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佐世保市交通局

佐世保市営

佐世保の市バスは、車両の使用年数が長いことで知られており、九州内では最後まで日デの2サイクル車が残っていました。2019年に西肥へ事業譲渡しましたが、佐世保市塗色の車両はこちらでそのまま掲載しています。

日デU20H
これはさすがに4Rじゃあありませんが、U20Hでございます。いかにも古ぅ〜い感じの塗装がカマボコに妙にマッチしています。左ウィンカ下の外スピーカは当時の佐世保市の特徴的な仕様です。

日野P-HT233BA
短尺標準床の日野HTです。よく見ると、上のカマボコと仕様書中身はほとんど変わっていないことが分かります。前中扉とも狭幅の折戸です。なお、佐世保市の塗装はフラフラと変わっていて、このページに示す3種類が一時併存していました。このグループでは、ライトベゼルもメッキされている車両が存在します。なお、この他に西工製でふそう車も在籍していました。

日野P-HT233BA
上欄の車両と型式は同じながら、仕様書中身はガラリ一変。中扉が4枚折戸なのは九州標準なので良いとして、まず、サッシ式のT字窓で標準(最小天地)サイズが超稀少価値です。これは本当に珍しい仕様。それから、リヤのフラッシャーが埋込式で無いのも、バス協タイプとしては珍しい所です。というわけで、この車両は佐世保市の知られざる秘宝と言えましょう。

日デU-JM210GSN
近年の主力である中型車です。板バネ標準床の2段窓で、地味な仕様ではありますが、1枚ガラスのデザインのお陰か、ちょっとはモダンに見えます。

日デU-JM210GSN
方向幕をLED化改造する時に、側面部分のサッシがサイズの関係でジャマになり、側幕部分だけ接着式の窓に改造しています。二段窓ながら、最拡大サイズで銀色サッシのため、明るい雰囲気のボデーになっています。

日デPKG-RA274KAN
車両更新は中古がメインとなる中で、本当に久しぶりに大型車の新車を1台購入しました。クーラは電装を選択。車内にはハイバックシートが並び、ちょっとした豪華な気分を味わえます。スロープ板は中扉下に手動式を格納。このグループはシビリアンテールです。

日デPKG-RA274KAN
上欄と同型式ですが、こちらは西工の設計変更によりリヤフラッシャーが汎用テールになった車両です。また、扉のカドにゴムが追加されているのも分かります。ちなみに大型ノンステでも駅前営業所の坂を平気で突進して行くので、案外走破性は高いものと感心。

日デPDG-RM820GAN
主力の中型ノンステで日デRMが4台購入されました。サッシレス窓などを特徴とする新ボデーとMKテールが特徴のPDG-車で、車外灯や路肩灯はLEDタイプを選択しています。

日デKC-RM211GAN
ここからは中古車です。まずは元西東京バスのRMノンステ。ゼクセルの初期型のクーラや、狭幅の中引戸がポイントです。

日デKC-RM211GAN
これも上欄同様に元西東京バスのRMノンステですが、ミラーのアーム形状が異なっています。

日デKK-RM252GAN
こちらは元京王のKK-RMノンステです。中扉下の明かり窓や、フォグランプレスなどの特徴的な仕様からそれと分かります。

日デKK-RM252GAN
中型Bスタイルのボデーを持つこちらは、元新京成の車両です。側面窓下側のモールや電装クーラなどが特徴です。新京成はミラーが左右とも上吊りで、かなり前に出た仕様も特徴ですが、さすがにこれは一般的なものに交換されています。

日デKK-RM252GAN
同じく新京成のKK-RMノンステですが、ミラーアーム形状が変更されています。新京成の分離子会社カラーで導入された時期の車両と思われます。

日デKL-JP252NAN
こちらは元西東京バスのJPノンステです。フロントガラス左右の掃除用手すりは撤去されています。西肥へ移管された車両は、社名表記の変更はもちろんのこと、N850のように西肥社番が付与されています。

日デKL-JP252NAN
JPノンステと言えば、の京王車も登場しています。クーラ形状やルーバー形状からお分かりのとおり、2000年式です。車外スピーカは、パワフルなトランペット型に交換されています。

日デKL-JP252NAN
こちらも同じく元京王車で、こちらは2001年式。クーラ形状など各所が上欄と異なっています。どうやら元京王電鉄カラーだったのか、前扉が塗装されています。これは、佐世保市の他のJPと比べて異なる点と言えます。

日デKL-JP252NAN
元東京都交通局のH代JPノンステです。前乗り仕様車ですが、側面LED表示器は前扉位置のままで使用しています。東京都交通局仕様として有名な、中扉の接着式戸袋窓は大きな特徴。佐世保市交では同型車が多数登場しており、一大勢力を築いています。

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