トップ
>
西工研究室
>
ユーザ情報
>
九州産業交通
>
その他路線車
九州産業交通
一般路線車 その他
産交の奥深いところは、こうやって西工で各シャーシを揃える一方で日野車体、三菱名自、富士も購入している点にあります。車両仕様も時代に即してレベルアップしています。
日野P-HT235BA
西工製日野の一般路線では、53MC時代にRCが、58MCに入ってP-HT225AAがこれ以前に存在しています。側面窓は標準サイズの腰高な外観で、一般低床という質素な構成。それでも、中4枚折戸で、ユーザ仕様の角形前照灯がちょっとアクセントになっています。
日野P-HT235BA
こちらは西工の設計変更で前照灯の角型ライトベゼルが新型になったもの。クーラは電装集中式を搭載しています。
日野U-HT2MMAA
ここからU-車になります。側面幕が大型化されています。まだこの時期はリヤフラッシャーがバス協タイプのため、日野独特の低いランプ位置が一層目立ちます。
日野U-HU2MMAA
ここからエアサスに変更されています。ブラウン仕上げの逆T字窓に、窓周囲もブラックアウト、バンパーも黒塗装となり、外観がかなり改善されています。なお、西工製の日野は、毎年購入されている訳ではなく、数年おきに思い出したように入っています。
日野KC-HU2MMCA
ここから96MCです。エアサスのワンステが選択されるようになり、中扉にはスロープ板が装備されています。クーラは電装のビルトインになっており、コンデンサはワンステ用偏平タイプです。木山産交にたった1台在籍。
日野KL-HU2PMEA
そしてこちらがKL-車のワンステ。この時期の日野大型路線車は実績が少なく、貴重な納入例です。バンパーが青塗装されており、印象を一新しました。エアサスワンステという大枠の構成は従来通り。
日野PKG-KV234N2
久しぶりに産交がやってくれました。新長期KVのノンステを西工にて購入。N尺ノンステで迫力十分、産交ノンステカラーがようやく西工大型車でも登場しました。LVでなくてKVな所がミソです。クーラは日野ということで電装を選択。
山鹿(営)に配置されており、ノンステダイヤに張り付けて運用されています。リヤのHINOロゴがうまい位置に収まっています。
日野PKG-KV234N2
そして上欄と同時に1台購入したこちらは、何と空連仕様車。近年は高速落としが主力だった空港線に、本当に久しぶりの新車直接投入です。短距離の空連はノンステであるべし、を実践した車両で、車内にはハイバックシートが並んでいます。側面窓の「空港専用」の文字も健在。産交らしいオリジナリティが感じられる佳作です。
日野PKG-KV234N2
翌2009年にもKVノンステの空連仕様車が1台追加されました。仕様面では左給油に変更されたのが目立つ程度です。かくして熊本空港リムジンバスは、ゲテモノからこんなステキな車両まで見事に揃う贅沢な路線になりました。
三菱ふそうU-MP218M
西工製三菱ふそうは、1990年式と1991年式にごくわずか購入されただけの「超レア」商品です(三菱ボデーはいっぱいいますよ、念のため)。側面窓は標準サイズ、運転席窓も小型サイズを上寄せ設置、まぁケチ臭いと言えばそうですが、そこが九州らしい所ではあります。クーラは三菱重工。
三菱ふそうU-MP218M
こちらはバンパーが黒塗装された車両です。三菱MPだけはエンジンが直立マウントのためシート配置が異なります。その関係で、中扉位置が他シャーシに比べ前寄りとなり、独特の窓割りになっています。(産交の仕様)
日デP-U32L
産交の日デは富士が主力で、西工はやや少数派に属します。板バネ一般低床で、中4枚折戸。産交における日デのクーラはヂーゼル機器が標準になっています。U32系ながらフォグは標準仕様と異なるパーツになっています。
日デU-UA440LSN
ここからU-車です。この車両の前にはP-U33Lが西工で購入されています。仕様は他シャーシと同一ですが、正方形の市光フォグランプが日デらしさを出しています。クーラはゼクセルの集中式を屋上搭載。
日デU-UA440LAN
たった1台のエアサス一般低床車。リヤフラッシャーがちょっと豪華に増設されています。
日デKL-JP252NAN
こだわりのノンステ塗色が印象的な1台。日デのノンステは本型式が主力になっています。濃色ガラスやLED表示器を選択、クーラは電装を搭載しています。
日デKL-JP252NAN
上欄の車両が更新で、産交カラーになった姿です。ノンステも一般的な車両になったということでしょうか。
日デKL-JP252NAN
JPノンステの増備車ですが、中扉のスロープ板が可搬型に変更されています。
日デKC-JP250NTN
元々は水間鉄道で堺養護のスクールバス(特種登録)として活躍していた車両です。横引きカーテンなどは水鉄時代の仕様。産交での運用にあたり、前面にもLED表示器を取付していますが、よくよく見ると富士7Eや三菱富山ボデーのようなガラス分割をしている様子が分かります。このような改造は非常に珍しい例と言えます。
なお、この後に同じ水鉄の元岸和田養護スクールも産交に来ています。
日デKC-JP250NTN
こちらは元横浜市交の磯子(営)にいたJPです。前扉にあった補助ステップは撤去されているほか、側窓に濃色フィルムが貼られました。扉が無塗装なのは元ユーザの仕様によります。
日デKL-JP252NAN
全国に広がる元京王のJPノンステです。ノンステ塗色は面倒なりとあっさり捨ててしまい、産交カラーで登場しました。京王時代の車外スピーカでは、外マイク時のパワーが不足とみたのか、トランペット型に交換しています。
この時期の京王はフォグランプ無しが標準なのですが、山間部路線を考慮して補助ランプを伝統的に採用してきた産交だけに、フォグがしっかり後付けされています。
日デKK-RM252GAN
こちらは窓下のモールでお分かりのとおり、もと新京成のRMノンステです。特徴的な上吊りミラーは、右側のみ一般的なものに交換されています。復興住宅関連路線を中心に走り回っています。
日デPB-RM360GAN
特徴ある前バンパーでお分かりのとおり、もと東急のPB-RMノンステです。LED表示器は白色の1色タイプで、近年の新車とも共通した仕様です。リヤの番号灯は横型タイプ。
西工研究室トップへ
・
ユーザ情報へ
・
九州産交へ
・
このページのトップへ
Copyright(C) 1998-2022 Tokukido. All rights reserved.
サイトマップ
・
ご利用条件