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九州産業交通
高速路線車 その他

 夜行特急車は、エアロクイーンやセレガがほとんどですが、ハイデッカ車ではご覧のようなラインナップで魅せてくれます。

日野P-RU637AA
 路線転用
P-RU637AA
 元貸切と思われる路線転用車。ブルーベンドガラスのメトロ窓は、この時期の産交の標準装備でした。P-RUのリヤバンパーは、S型でもB型と共通の細いタイプが取り付けられます。

日野P-RU637BB
 貸切
P-RU637BB
 貸切カラーのS型。型式は末尾BBとなる騒音規制適合車になっています。側面窓がサッシ式ながら逆T字に変更されています。"Sun Shine Gold"は、この塗色の貸切なら全車に書いてあるので、特に何の意味もありません。

日野U-RU2FRAB
 ひのくに
U-RU2FRAB
 いすゞだけでなく日野も「ひのくに」に関しては12mフルサイズ投入が控えられ、中途半端なWBが選択されています。結果として、西工では珍しい型式になっています。標準サイズ(拡大型でない)側面窓にブルーベンドガラス、4列シートがただただ並ぶだけで、まぁチープと言えばその通りですが、これぞS型!という感じに仕上がっています。

日野KC-RU3FSCB
 ひのくに
KC-RU3FSCB
KC-RU3FSCB
 ハイデッカの高速車でも、C-Iが選択されるようになりました。C-Iの高速車は日野だけで、サンライズカラーということもあって、目立つ存在になっています。前扉はそれでも折戸、側面窓はそれでも標準サイズ、ということで、ケチるべき所はしっかりケチっています。

日野P-RU638BB
 りんどう
P-RU638BB
 長崎線「りんどう」専用車。同僚にいすゞP-LV719Rも在籍していました。写真では見にくいのですが、P-RUに時折見られる、リヤ下部の出っ張りが特徴的です。

三菱ふそうP-MS725S
 国観バス
P-MS725S
 別府〜熊本・長崎間のやまなみハイウェイを途中下車観光(案内付き)しながら移動できるという、日本では珍しい本格的な定期観光バスが九州国際観光バスです。やはり経営は苦しく、国観バスは正式に産交に吸収されました。というわけで、この国観バスの車両も、表記が産交バスに改められています。

三菱ふそうU-MS726S
 ひのくに
U-MS726S
 ひのくにの長い歴史の中で、ふそう車はほとんど投入されて来なかったのですが、1992年式だけ、西工S型でふそうが投入されました。こちらは12mフルサイズ。拡大サイズの逆T字窓でヒドンピラー方式。なお、この他の西工製ふそう車では、名古屋線「不知火」専用車としてSD-IIが在籍していました。

三菱ふそうU-MS726S
 空港専用
U-MS726S
 そして、上欄を空連に転用した姿がこちら。お約束の側面窓文字も入っていますが、「空港専用」ではなくて「空港線」となっています。
 ご覧の通り、産交のS型は運転席側窓の上側もガラスになっていますが、客席側のブルーベンドガラスとは少々色合いが異なるのが分かりますね。

三菱ふそうU-MS726S
 天草快速
U-MS726S
 さらに天草快速に転用された姿です。塗色や路線は色々変化していますが、車両仕様自体はひのくに時代とほとんど変わっていないのが分かります。

日デP-RA53RE
 貸切
P-RA53RE
 1986年式、日デの貸切塗色です。11m級の質素な仕様がいかにも九州しています。58MC系のS型では、P-RA52Rも在籍していました。

日デP-RA53RE
 路線転用
P-RA53RE
 こちらは同年式車の路線転用車。なぜかフォグランプがU32系と同じ物になっています。山間部の夜間運行に備えて、コーナーリングランプを追加で装着しているのは、産交らしい所です。この年はメトロ窓なんですが・・・。

日デP-RA53RE
 路線転用
P-RA53RE
 翌年式はサッシ式のままで側面窓が逆T字になっています。ちなみにこの車両は、阿蘇(営)にて阿蘇駅〜阿蘇山西駅間の観光路線に投入されていました。

日デP-RA53RE
 貸切
P-RA53RE
 さらに翌1988年式では、サッシ式のままT字窓になっています。やはり純粋な観光車ならばこの仕様が一般的と言えましょう。日デのハイデッカ車は、U-車以降は登場しておらず、貸切事業そのものが縮小される結果となりました。

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