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サンデン交通
貸切・高速車

 サンデンの貸切車は伝統的に富士製が主力ですが、ご覧のように多少なりとも西工も在籍しています。特に、ふくを描いた新塗色は西工の提案によるもので、グループ各社とも統一されています。

日デKC-RA550RBN KC-RA550RBN
 東京線の専用車として購入されたSD-IIです。98年改良の前バンパーになっているほか、マーカランプが埋込型になっています。サンデンの夜行高速車はふそう中心のため、西工製日デというのはやや特異な車両です。とにかく、看板路線への西工投入は、それなりに意義があるということを認識した上での選択と考えられます。

日デKL-UA452TAN KL-UA452TAN
 下関〜広島線高速車両です。最近流行の「E型高速」で、標準床、堂々の12m級です。パワーを喰われないように、一応サブエンジンクーラになっています。側面窓は最拡大型のサッシ式T字窓です。路線廃止に伴い、現在ではサンデン高速色になり、スクールバス等で活躍しています。

日デADG-RA273TAN ADG-RA273TAN
 サンデンが近距離高速車として積極的に増備を続けるE高速。ADG-車はサブクーラで、KL-車と類似した仕様になっていますが、側面窓は濃色ガラスで拡大型のサッシ式T字窓です。

日デPKG-RA274TAN PKG-RA274TAN
 こちらはPKG-の増備車。エンジン出力に余裕があることから、電装の直結クーラに変更されています。また、西鉄を見習って大型トランク仕様としており、ボデーの下方拡大とも相まって、高速車らしい雰囲気が出てきました。

日デPKG-RA274TAN PKG-RA274TAN
 同型式で汎用テールの車両も購入しています。西工の設計変更で、扉のカドにゴムが付いています。

日デP-DA66U P-DA66U
P-DA66U
P-DA66U
 またエライもんを買ってくれたものです。西鉄、稲荷交通と、このサンデンだけにしか売れなかったと言われる悲運の西工製DA66U。日デのカタログにはこの塗色が出ています。カタログが先か、サンデンが先か・・・?側面窓は標準(=天地小さい)サイズなので、高さが際立って見えます。後に1台はブルーライン交通へ、そしてもう1台は下写真のカラーで下関市内定観に入っていました。

三菱P-MS725S P-MS725S
 貸切の旧塗装です。これはこれで清潔な感じですね。西工製の貸切車は、基本的にふそうと日デが中心で、従来は富士で架装してきた部分です。C-Iで側面窓は標準サイズ。

日デU-RA520TBN U-RA520TBN
 U-車の日デです。しっかりゼクセルのサブエンジンクーラを採用している辺りが中国地方してます。

日デKC-RA531RBN KC-RA531RBN
 グループのサンキュウ観光の車両です。サンデン本体にも同型式・同形態の車両が在籍しています。この「ふく」を描いた新塗装は西工の案が採用されたのは有名な話で、現在では他ボデーや在来車にも塗り替えが進んでいます。

日デKC-RA531RBN KC-RA531RBN
 サンデン観光バスになってからの姿で、山口ナンバーへの付け替えで比較的新しい番号を付けています。側面窓は拡大型を選択し、明るい雰囲気になっています。

日デKC-RA531RBN KC-RA531RBN
 こちらも同型式ながら、特徴的な仕様で元関西空港交通の車両と分かります。サンデンの生え抜き車に比べると、側面窓が標準サイズ等色々な差異が見られますが、それでも一旦このカラーをまとってしまえば、サンデンらしく見えてしまいます。複数台数が同仕様で存在しています。

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