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S型
大阪空港交通
S型
OKKは,関西では珍しい西工のS型を大量に保有していました.増備車両はC型に移行した関係で,現在ではもう見られなくなりました.仕様は比較的統一されていますが,ここでは興味深い末期車両を中心に見てみましょう.
三菱P-MS715S
1989年式(大阪22あ61-00代)までのS型は,ほぼこの仕様で増備されてきました.画像上が新塗装で下が旧塗装.型式でお分かりの通り,前輪車軸式のエアサスを選択しています.前扉は二枚スイング扉,側面窓の一番前は下部を斜めカットしているのが特徴.仕様は比較的チープなようで,それでいて前面窓が一枚ものという西工ファンにとってはイマイチよく分からない仕様がいい味出しています.MS7の前期型・後期型ともに存在.
三菱U-MS729S
1990年式(大阪22あ63-00代)のS型は大阪空港交通の密かな「名物」.外見は旧グリルのS型で,仕様変更点は前扉が折戸になったことぐらい?しか〜し,型式を見てびっくり.そう,355psのU-MS729Sなのです.空前絶後のチープなボデーを持つMS729と言えましょう.U-車で旧グリルというのも貴重な存在と言えます.
三菱U-MS729S
さらに1991年式(大阪22あ65-00代)では,新グリルで型式は同じくMS729Sです.しかし,大阪空港交通のS型はここで打ち止めとなり,以降のハイデッカはC-Iになります.なお,OKK向けS型の折戸は九州地区とは異なり,外板との段差が少ないフラッシュサーフェイス型になっています.
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