トップ西工研究室ユーザ情報岡山電気軌道U-車・KC-車

岡山電気軌道
一般路線 U-車・KC-車

ふそうU-MP618M U-MP618M
 U-車最初期の一般車。車内は座席定員重視のシート配置で、市内線中心の岡電でもハイバックシートがずらり並ぶのは、岡山の文化によるものと言えましょう。

ふそうU-MP618M U-MP618M
 旧塗色で更新された車両の例です。両備と並んで、延々とふそう車がやって来る様子は、「ふそう王国岡山」らしい光景です。

ふそうU-MP618M U-MP618M
 上欄の車両の新塗色バージョンです。側面の入口/出口表記アンドンを埋めたり、前面幕左右をブラックアウトしたり、シートモケットの張り替えをしたりするなど、単なる塗色変更を超えて結構な改修工事が施工されています。

ふそうU-MP618K U-MP618K
 ここから待望のワイド窓、いわゆる逆T字窓になりました。サッシ式で、窓枠に銀色を選択しているのが特徴。以後、岡電の車両が比較的軽快に見えるポイントとして定着してゆきます。これは見ての通り短尺車。

ふそうU-MP618K U-MP618K
 旧塗色のまま更新された例です。広告塗色は、特に広告が付いていなくてもこのままの状態で走ります。

ふそうU-MP618K U-MP618K
 上欄の新塗色バージョンです。前面幕左右は面倒なりと青色のまま。新塗色の水戸岡カラーでは、フェンダーリップを黒塗装していますが、いわゆるラバーフェンダーとは異なります。

ふそうU-MP618M U-MP618M
 こちらは同仕様のM尺車。ご覧の通り、このグループからボディペン広告が始まり、青ラインの一部を斜めカットして広告スペースにしています。ベースカラーである岡電ホワイトを活かした広告が多く、非常に品よく収まっており、近年のラッピングに比べても高く評価できる仕上がりと言えます。

ふそうU-MP618M U-MP618M
 LED化に際して側面窓を更新した車両です。水戸岡カラーとせず、旧塗色のままで運行しています。水戸岡カラーだと、シートモケット張り替えなど車内にも手を入れる必要があるからでしょうか?

ふそうU-MP618M U-MP618M
 新塗色はおろか、広告塗装ですらなくなり「岡電オリジナル塗装」になってしまった車両の例です。車両自体は非常にきれいに維持されています。

ふそうU-MP618M U-MP618M
U-MP618M
 こちらが新塗色バージョンです。このグループまでの車両は、既設の側面幕が小さいためLED表示器が入らず、その部分のサッシごと交換して収めています。車体更新の際に新塗色化されているものと思われます。
 リヤの3連フラッシャーは、ゴールドキングの3連角型ランプからの継承と考えられます。クーラは三菱重工の後部搭載タイプを律儀に守り通しており、岡電の大きな特徴とも言える仕様になっています。

ふそうU-MP618M U-MP618M
 U-車末期になり、側面幕が経由地表示のため大型化されました。ちなみに、岡電の車両は、前面に"FUSO"や"MMC"のバッジをよく貼付しており、これまた岡電らしいグッズだったのですが、近年は更新時に外されている車両も見かけます。ちなみに側面広告は岡電観光バスです。

ふそうU-MP618M U-MP618M
U-MP618M
 旧塗色のままで更新された車両の例です。岡電バスの黄色いステッカすらなく、新塗色どこ吹く風といった調子。リヤパネルに車外スピーカが付いているのは、岡電らしい仕様のひとつです。

ふそうU-MP618M U-MP618M
 大型側面幕の車両はサッシ交換の必要がない反面、逆に少しサイズが小さくなるためLED化にあたり側幕部分の目隠しシールを貼り直しています。黒でも良かったと思うのですが、白なのは岡電なりのこだわりの部分なんでしょう。

ふそうU-MP618K U-MP618K
 そして、上欄の仕様の短尺車がこちら。長らく岡電は中扉を4枚折戸にしてきましたが、現場レベルでは4枚折戸を半分しか開けない、通称「岡電開け」がよく見られました。

ふそうKC-MP717M KC-MP717M
KC-MP717M
 岡電の標準車体がMBMに変更され、エアロスターが増殖する中で、やっとこさ2台だけ西工が一矢報いた車両。時代が時代なので、エアサスワンステ。三菱重工のクーラを前方搭載しており、側面窓は最拡大タイプに変更。ラバーフェンダになっています。結局、96MCはこの2台きりでした。納車時は一般的な方向幕でしたが、その後LED式に改造され、「犬」のワンステマークも付きました。

西工研究室トップへユーザ情報へ岡山電気軌道へこのページのトップへ