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大分バス
中型路線車

日野U-RJ3HJCA U-RJ3HJCA
U-RJ3HJCA
 大分バスとしては初の超低床車で、1台購入。基本的には西鉄が一時期導入したワンステ中型の仕様ですが、大分バス独自仕様として、第一ステップ高さを下げて段差を小さくしたツーステップ構造としています。リヤフラッシャーは、ご覧のとおりバス協テールです。貸切の格下げ改造では、必ずバス協テールに交換してきただけに、大分バスとしては、一般路線車では譲れない部分でしょう。

日野U-RJ3HJCA U-RJ3HJCA
 続いて1995年に1台購入されたRJは角4灯前照灯になっており、識別可能です。フォグは元々U-RJは小糸製の角形が標準仕様。なお、LED行先表示器は後から改造装着されたものです。

日野KC-RJ1JJCA KC-RJ1JJCA
KC-RJ1JJCA
 やってくれました、KC-車の96MCでも日野RJを購入しています。床形状は同じくワンステに近いツーステップ。利用実態に合わせて、中扉が2枚折戸になっているのが目に付きます。日野RJは後部ヒナ段がほとんど無いので、とっても良い構造です。
 リヤの大分バス表記は、元々は青帯に白抜き文字が標準ですが、ご覧のとおり場所が合わないため、白地に青文字になっています。1997年式。

日野KC-RJ1JJCA KC-RJ1JJCA
 上欄と同型式の車両ですが、1998年式から側面の幕窓がなくなっています。この時期でも銀色二段窓を採用し続けたのは特徴的と言えます。クーラは変わらず電装製を後天搭載。

日野KC-RJ1JJCA KC-RJ1JJCA
 上欄と同時期のトップドア車です。現在ではこの手の車両はほとんど佐伯専用の存在に近く、一般路線でも何でもこの仕様で走っています。車内はハイバックシートがずらり並んでいて、前中扉の一般車とは差別化されています。

日デKC-RM211GSN KC-RM211GSN
KC-RM211GSN
 なぜだかよく分かりませんが、ご覧のようにオリジナルスタイルのRMが存在しています(恐らくこれ1台)。それも、同時に購入した富士ボデーはワンステなのに、西工はツーステップ標準床。タイプテスト車かとも思いますが、真相は不明。
 リヤはバックアイカメラの照明の必要性から、わざわざ丸形のバックランプを2灯取付しています。当時のカメラでは、角形だと照度不足だったようです。

日デKC-RM211GSN KC-RM211GSN
 富士ボデーで増備の続いていた日デRMですが、ここへ来て西工でも数台購入されました。富士製RMに合わせて、こちらは本当にワンステップの床構造。車両仕様はほとんど日野と同一です。

日野KK-RJ1JJHK KK-RJ1JJHK
 KK-車になり側面窓がサッシ式逆T字窓、中扉が引戸、コーナーリングランプ装着と、ガラリと仕様が変わって新登場しました。板バネワンステの基本構成は継承しています。クーラのエバポレータは中天搭載に変更されました。2002年式。

日野KK-RJ1JJHK KK-RJ1JJHK
 上欄と同時期の佐伯のトップドア車です。一般車とは異なり、側面窓がサッシ式T字で開閉可能になっています。窮屈な所に側面LED表示器が収まっているのが分かります。ここまでは製造番号区分34-の板バネ車です。
 未だにこういう仕様の車両を律儀に購入する所が大分バスの奥深い所と言えましょう。

日野KK-RJ1JJHK KK-RJ1JJHK
KK-RJ1JJHK
 見た目は全く同一の車両なのですが、日野がRJワンステはエアサスのみに絞ったため、2002年式後半以降の増備車は同型式ながらエアサスになりました。製造番号区分は33-を使用。なお、西工製RJエアサスは大分バスの他、昭和などごく一部のユーザのみで見られる貴重な車両です。

日野KK-RJ1JJHK KK-RJ1JJHK
 2004年式は、側面窓が濃色ガラスになり、カーテンが省略されるようになりました。西工製RJでは最終増備車にあたります。

ふそうPDG-AR820GAN PDG-AR820GAN
PDG-AR820GAN
 元々大分バスにおけるふそう路線車は、どちらかと言えば「ゲテモノ」に属するものでしたが、近年思い出したようにMKを時々購入しており、編集子ももしかして・・・と思っていましたが、案外その日は早くやって来ました。社番が40000番台ゆえにふそうARで、標準的なワンステです。クーラは電装を選択しており、この辺りは日野に揃えたものと推測されます。

日デU-JM210GTN U-JM210GTN
U-JM210GTN
 2012年の大規模な水害で車両不足が生じた竹田(営)の救済として、西鉄からJMが2台移籍してきました。このうち1台は、前面バンパーが超デラ(観光用ハイデッカボデー)専用のものになっていて、異彩を放っています。もちろん、路線用が調達しづらい何らかの事情があって交換したものと思われます。なお、右ミラーなど西鉄の特徴的な仕様は、一般的なものに改造されています。

日野U-RJ3HJCA U-RJ3HJCA
 同じく西鉄から竹田に移籍してきた車両で、RJワンステも1台存在しています。大分バスのオリジナル車に比べて、側面窓などで容易に識別可能です。

日野KK-RJ1JJHK KK-RJ1JJHK
 同じく水害対応で、異例中の異例の対応として、RJワンステが大分交通から竹田に1台移籍してきました。同じ大分ナンバーということで、登録番号すら変わらず、塗色は大野竹田バスにして走っています。2003年式ですが、大交仕様で板バネになっています。

日デKC-RN210CSN KC-RN210CSN
 竹田市内線は、実態としては小型で十分な程度の需要になっています。この車両は京王から来たもので、使いやすいサイズということもあり、よく動き回っています。

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