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近江鉄道/湖国バス
大型路線車(移籍車)

 近江鉄道は、西武バスからの移籍車がライオンズカラーになって走る、というのが半ば定番のようになっていて、実に多くの西工車が稼働しています。元々西武のラインナップが豊富であったことも手伝って、1台ごとに個性が光る車両群を形成しています。

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 練馬に新製配置されたM尺ワンステの都区内仕様車が1台来ています。中4枚折戸が外観上の特徴。練馬ゆえにクーラは電装を搭載しています。移籍に際しては、横引きカーテンを取り付けたりしてサービスアップを図っています。あやめ(営)に配置されて、管内各路線で稼働しています。

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 こちらは短尺のワンステで、中4枚折戸でお分かりのとおり、上石神井に新製配置された都区内仕様の車両です。近江鉄道では大津(営)に1台配置され、立命館シャトルからレア路線まで、色々と走り回っています。

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 ゼクセルクーラを搭載したM尺ワンステで、新座あたりの車両でしょうか。1台存在し、あやめ(営)に配置されています。

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 こちらは、同じくあやめ(営)配置のM尺ワンステで、電装クーラを搭載した車両です。西武では割合一般的な仕様ですが、近江鉄道には1台来ただけで、これは意外なところ。

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 新長期規制のワンステも登場しています。こちらは電装クーラを搭載したM尺ワンステで、大津(営)と八日市(営)に複数台数存在している模様。

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 同型式のワンステで、新座に新製配置された、サーモキングのクーラを搭載した車両も1台来ています。大津(営)に配置されています。

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 さらにこんなレア車両まで来ています。練馬にたった1台だけ新製配置された、都区内仕様のM尺ワンステで、中4枚折戸が最大の特徴です。こちらはあやめ(営)に配置。

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 湖国の彦根(営)には、2010年式の西工最終期のワンステもやって来ました。前のターンシグナルが台座に載った灯火規制対応車で、デイライトやLED増設テールなどが一式揃っています。

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 湖国バスの彦根(営)にはノンステが1台来ました。電装クーラを搭載しており、県立大学関連の路線を中心に走っています。なお、前面のレオは、こっちを向いて微笑んでいる近江ノンステ仕様ですが、次のグループからは横向きに吠えている一般仕様になっています。

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 ここから、RAノンステの爆発的な増備が始まります。ADG-車の電装クーラを搭載したノンステで、大津、あやめ、八日市に配置されています。前面窓の下側は、黒塗装の有無で2種類あるようです。近江仕様への更新は複数社に発注されており、その違いではないかと思われます。
 なお、側面窓周囲は、自社発注のRAはブラウン塗装になっていますが、移籍車は一転してバッサリ白になっているのが面白いところ。

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 こちらはサーモキングのクーラを搭載した車両で、大津と八日市に1台ずつ存在しています。電装搭載車の大勢力に比べて小所帯で、探すのに苦労します。

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 PKG-車も登場しています。扉のカドにゴムが付いた時期の車両。ADG-車はクラリオン搭載車がほとんどでしたが、こちらはネプチューン搭載車もあります。大津、八日市、あやめ、彦根と広く配置されています。通勤通学の大量輸送は近江鉄道を象徴するシーンの一つですが、そこに次々とRAノンステが連なってやって来る姿は壮観で、本当に嬉しくなります。

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 リヤフラッシャーが汎用テールになった車両も移籍しています。大津、あやめ、八日市などに存在。リヤの社名表記は、いつの間にか表記なしの車両が増えています。法的には車外のどこかに社名表記があればOKなので、何ら問題はありませんが・・・。

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 近江鉄道のRAノンステ群の中で、1つのハイライトと言える車両がこちら。西武でも2台しか存在しなかったM尺ノンステを、よりによって2台ともゲットしています。さすが西武グループだけのことはあります。村田製作所や立命館守山など、短時間で一気に輸送する需要のあるあやめ(営)で収容力を発揮しています。登場時期の関係から、汎用テールになっています。

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