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日東交通
日東交通グループ

 日東交通は千葉県木更津市に本社を置き、房総半島西部にエリアを有しています。従来から日デを購入しており、その流れで西工も入りました。ここでは分離子会社もまとめてご紹介します。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
 自社エリアから都心各地への高速バスが好調で、日デの新車として購入されたC-Iです。この車両は、千葉〜東京湾フェリー線開業時の車両ですが、路線は消滅しています。側面窓は標準サイズで1〜5番ともT字です。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
KL-RA552RBN
 こちらは分離子会社の鴨川日東バスに車籍を有する車両です。元々は天羽日東バスが上記東京湾フェリー線用に購入した車両でしたが、路線消滅と同時に鴨川に移籍したもの。車両左側面の前後2箇所に車外スピーカがあるのは首都圏の一部事業者にみられる特徴的な仕様です。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
 木更津からアクア経由だと、例えば羽田空港なら40分が所定ダイヤです。こんな短時間路線にはトイレ無しの車両が充当されます。12列シートでとにかく収容力を重視したタイプ。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
 日東交通本体の増備車です。トイレがある5番窓を固定式に変更しているのが識別点。この車両は千葉〜館山の南総里見号などに投入されています。

日デPKG-RA274RBN PKG-RA274RBN
PKG-RA274RBN
 引き続き西工製で高速車が購入されています。こちらは重量車燃費規制適合車。トイレの関係で左5番窓が固定式になっています。この車両は館山の所属。
 同じアクア高速車でもご近所の小湊がトイレ無し主体なのに対して、日東交通は運行時間の関係でトイレ付きが主力なのも特徴的。

日デPKG-RA274RBN PKG-RA274RBN
 PKG-RAが継続して購入されています。上欄との違いは、トランク取っ手の追加程度。側面後方の外部スピーカは健在です。

日デP-RA53TAE P-RA53TAE
P-RA53TAE
 伊豆箱根鉄道からの移籍車で、高速車として使用しています。配置は鴨川と館山をしょっちゅう行ったり来たりしていますが、排ガスフィルタを付けて都心乗り入れを可能にしています。当時富士では対応していなかった2軸スーパーハイデッカを求めて、西工を選択したものと思われます。SD-Iで、スイング扉の窓形状は後期型ですが、1990年式のP-車です。
 予備車の扱いですが、ついにLED改造までされてしまいました。

日デPDG-RM820GAN PDG-RM820GAN
PDG-RM820GAN
 ようやく一般路線車でも西工が入りました。従来から日デも配置されてきた木更津にRMワンステが配置されています。クーラは電装を選択。リヤにはLED式ハイマウントストップランプも装着しています。

ふそうPDG-AR820GAN PDG-AR820GAN
PDG-AR820GAN
 鴨川日東バスへは、同じ中型ワンステでもふそうブランドのARが配置されました。電装クーラなど仕様面ではRMと類似していますが、コチラは分離子会社の所属なので社名表記の位置が異なります。鴨川日東が会社再編で本体に吸収された後も、社名表記は分離子会社時代のままの位置になっています。
 元々日東交通はふそう(それも富士製)を愛用してきた事業者ゆえ、このARはその流れを汲む車両と言えましょう。

日デPDG-RM820GAN PDG-RM820GAN
PDG-RM820GAN
 こちらは君津市コミュニティバス(小糸川循環線)の増車として投入された車両。ノンステは日東交通では目立つ存在になっています。クーラは一般車同様に電装を選択。君津市コミュニティバスの従来車はふそうMEなので、これもARかと思いがちですがブランドは日デです。

日デKK-RM252GSN KK-RM252GSN
 富津に存在する東電契約輸送用のトップドア車。T字窓に社名窓で貸切っぽい雰囲気ではありますが、板バネで微妙にコスト縮減されています。自家用ベースのためツーステップ標準床。

日デKL-UA452MAN KL-UA452MAN
KL-UA452MAN
 日東交通の中でも、君津は少々特別な位置付けの営業所と言えます。営業所が新日鐵住金君津の構内にあり、新日鐵住金関係の輸送がほとんどすべてを占めています。在籍車両は路線タイプの車両であっても高速・貸切の塗色をまとっているのも大きな特徴。
 その中で、路線タイプの車両として1台だけ西工車が存在しています。ご覧の通りトップドアで、通勤輸送などに従事しています。運行経路は公表されておらず、市内に点在する専用標柱の時刻表だけが頼りです。クーラは、他の路線車とは違って、ゼクセルのルーフインを選択しているのが特徴的です。拡大型メトロ窓というのもちょっといいポイント。新日鐵大分で動いていた大分バスのトップドア車との類似性が面白いところです。

日デKL-UA452MAN KL-UA452MAN
 この車両も君津で日鉄関係の特定輸送に就いていますが、これまで余り例がなかった中古車の登場です。西武から西武総合企画を経て日東にやって来ました。特徴的な電装クーラがポイント。この塗色にワンステの組み合わせは君津ならではです。

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