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長崎自動車
いすゞ自動車

 長崎バスの主力は、川崎系ボデーを架装したいすゞです。ただ、近年では西工も継続的に並行購入されていて、様々な仕様の車両が見られます。P-車以前の写真が不足していますが、ご容赦を。

いすゞU-LV318L U-LV318L
 この時期の長崎バス標準であるL尺車。ご覧の通り、前後扉とも折戸なのが長崎バスの流儀。夜は後部扉の照明を(扉開閉にかかわらず)点灯したままにできるのも特徴で、一種独特の雰囲気を持っています。すべての方向幕が「行先」と「経由地、行先番号」に二等分されるというのも強烈な個性と言えましょう。[1112]

いすゞU-LV318N U-LV318N
 道路条件の良い団地路線などに投入されるロング車。長崎市内には急坂が多いことから、近年は基本的に高出力車が選択されています。板バネの一般低床で、夜間の山間部対策として、左だけコーナーリングランプが付いているのも長崎バスらしい仕様。[1438]

いすゞU-LV318N U-LV318N
 上欄のグループのLED化改造例。側面はよく見かける「行先・経由地」のタイプですが、前面は長崎バス独特の左右分割タイプをそっくりLED化しています。U-車末期では、西工製はN尺が中心になっています。[1552]

いすゞKC-LV380N KC-LV380N
KC-LV380N
 ここからKC-LVです。前面幕が一体ガラスでブラックアウトされています。ご覧のように、長崎バスの運転席右側面窓は天地がとても小さく、ちょっと違和感があります。クーラは一貫してゼクセルの(室内置き)新集中式です。[1603]

いすゞKC-LV380N KC-LV380N
 1996年式の後期から、側面の行先表示の位置が後扉の後方に移動しました。寸法的に少々苦しいためか、表示窓部分がサッシ式ではなく接着式の窓になっています。[1642]

いすゞKC-LV380N KC-LV380N
 96MCになって最初のグループです。これから後の写真を見ていただくと分かるのですが、バンパーを青く塗装したのはこの1997年の最初のグループだけです。側面窓は二段窓ながら、96MCで追加された拡大型を選択し、明るい雰囲気になりました。[1702]

いすゞKC-LV380N KC-LV380N
 1997年の後期からB-IIが選択され、同時に塗色もこれを強調するように変更されています。前述のとおり、バンパーがここから黒色塗装になっています。車外スピーカはWB間下部に取り付けられており、これも長崎バスの特徴的な仕様です。[1734]

いすゞKC-LV280N KC-LV280N
 1999年途中からエアサスとブラウン仕上げの逆T字窓に進化しました。車両の見栄えはかなり向上しています。ちなみに長崎バスの社番百位は西暦年式下1桁を表し、社番千位はメーカごとに西暦年式十位の奇数、偶数で分けています。従って、この2007号車は2000年式いすゞとなります。[2007]

いすゞKC-LV280N KC-LV280N
 大瀬戸板の浦営業所を分社化した、さいかい交通所属の車両の例です。社名表記以外は本体と同じ。[2008]

いすゞKL-LV280N1 KL-LV280N1
 ワンステ専用カラーはこんな感じです。2001年以降はバリアフリー法の関係で、全車ワンステになっています。基本的にワンステの仕様は各車種とも共通で、中4折が九州しています。特徴ある方向幕は、LED化の過程で一般的なスタイルに収まりました。このスタイルで2002年式が最終となっています。[2119]

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