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宮城交通
宮城交通

 宮城県下一円をエリアとする宮城交通は、これまで日デを富士で購入してきましたが、西工への一本化に伴って少しずつ納入事例が出てきました。

日デU-UA440LAN U-UA440LAN
 いきなり変な車両でごめんなさい。そう、これは元日産自動車の自家用送迎車だったもので、富山地鉄のそれと同じです。バンパーを黒塗装すると、遠目には96MCと区別が付きませんねぇ。泉の所属で、専ら学校送迎に使用されています。

日デP-RB80E P-RB80E
 こちらも移籍車で、元は中日臨海バスとの由。P-車の短尺トップドアということで、かなりのレアものであります。側面窓はご覧の通りT字。

日デKK-RN252CSN KK-RN252CSN
 宮交最初の自社発注西工車です。仙台市の長町周辺ワンコイン(だから犬って発想)バス向けに購入されました。銀色の窓枠が特徴的。以前あった「ワン」の文字が消されています。

日デKK-RN252CSN KK-RN252CSN
 上欄の車両が、ミヤコーバスの築館(営)に転属して、宮城交通カラーになっています。栗原市民バスを中心に活躍中。

日デKK-RM252GAN KK-RM252GAN
 塩釜と石巻に1台ずつ存在するKK-RMワンステです。クーラはゼクセルを搭載。大型のKL-UAとほぼ同時期の購入です。

日デPB-RM360GAN PB-RM360GAN
PB-RM360GAN
 PB-車も引き続き購入しています。大崎と村田に存在していて、これは村田の車両。こちらもワンステです。クーラは引き続きゼクセルを選択。なお、上欄の車両ともども、閑散路線の分離子会社であるミヤコーバスの所属です。現在では宮城交通本体は仙台都市圏のみになっています。

日デKL-UA452MAN KL-UA452MAN
KL-UA452MAN
 仙台南に2台在籍する大型ワンステ。シンプルな仕様ですが、またそこが大手らしい所です。クーラはゼクセルを選択。従来から日デを採用してきた経緯から購入したものと思われます。

日デKL-RA552RBN KL-RA552RBN
 ん?宮交にしては変な塗装。そう、これは日デのタイプテスト車です。カタログにこの塗色で出ていたのを思い出しますね。現在では宮交高速カラーで高速路線車として使用されています。

日デKC-UA460HAN KC-UA460HAN
KC-UA460HAN
 震災で多数の車両を失った気仙沼地区に、明石市交通部から支援で寄贈された車両です。今も明石時代のカラーのままで走っており、本家が消滅しただけに、ある意味貴重な存在となりました。電装クーラの偏平タイプコンデンサを搭載しているのが分かります。
 所属はBRT関連で復活したミヤコーバスの津谷(営)で、三陸線などに入っています。リヤには支援車両である旨の表記がされていますが、明石市交通「局」となっているのはご愛敬。

日デKC-UA460HSN KC-UA460HSN
KC-UA460HSN
 上欄と同時に明石市交から寄贈された車両で、こちらは宮城交通カラーになってミヤコーバス白石にて活躍中です。短尺板バネ標準床の二段窓で、垢抜けしない仕様の割にリヤ1枚窓な辺りは明石市のこの時期の特徴と言えます。1998年式で、クーラは電装を搭載。

日デKL-JP252NAN KL-JP252NAN
 こちらはお察しのとおり、元京王のJPノンステです。2002年式で、シートモケットは張り替えられていますが、特徴的なオフセットシートはそのまま残っています。仙台と村田に存在しており、仙台の車両は団地路線で動いている様子。

日デKL-JP252NSN KL-JP252NSN
KL-JP252NSN
 これまた変わった一品を入手しました。京王の帝京スクール専用だった板バネワンステJPで、2003年式です。クーラはゼクセルのルーフインで、コンデンサが左側になっているのが京王らしい仕様と言えます。非常口後方の窓の天地サイズが小さいのは、KL-JPやKK-RMのワンステに共通した設計です。
 宮交では、シートカバーを掛けるなど精一杯のサービスアップをして、塩釜に配置されました。

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