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京都市交通局
いすゞ自動車 KC-,KL-車

 いすゞの短期規制・長期規制適合車をご紹介します。ノンステでも貴重な車両を購入しているのは、さすが京都市の面目躍如といったところです。

いすゞKC-LV280L KC-LV280L
 V8エンジンになってもほぼ同様の仕様で増備が続いています。側面窓はブロンズ色ガラスのヒドンピラータイプのため、高級感はたっぷりです。

いすゞKC-LV280L
 洛バス
KC-LV280L
 観光客向けの急行系統「洛バス」専用車に改造された車両です。デザインはラッピング手法によっており、ゼクセルのクーラ(エバポレータ)カバーは京都市の黄緑色のままです。

いすゞKC-LV280L
 リフトバス
KC-LV280L
 KC-車でもリフトバスが増備されています。U-車の時と同様の理由で、小窓ではなくB-IIが選択されています。ちなみに、いすゞはフロントオーバーハングが元々長めに設定されているため、ふそうのようにFOHを延長したりはしていません。ノンステが普及してからは、リフトの使用を中止しています。

いすゞKC-LV832L
 ノンステ
KC-LV832L
 大阪市と京都市だけに存在する超貴重品の西工製フルフラットノンステ。リヤバンパー内にマフラー出口があるのは本型式独特。京都市はL尺を採用しており、前扉に電動スロープ板を装着しているのが大きな特徴です。視野拡大窓も設けてあり、京都市らしい仕様になっています。

いすゞKC-LV832N
 KBS京都ノンステ
KC-LV832N
KC-LV832N
 上のL尺とほぼ同時に納車されていますが、こちらはKBS京都が交通安全キャンペーンの一環として京都市交通局に1台寄贈したもの。仕様としては、N尺で新車当時はチンチンバス塗色、車内のシートモケットはKBS京都「かたつむり大作戦」のスペシャル版。ゼクセルのルーフインクーラ+屋上コンデンサと、クーラは標準的な構成です。
 現在では、下画像のように一般色になっていますが、KBS京都の表記は健在です。

いすゞKL-LV280N1
 ノンステ
KL-LV280N1
 ひさびさに登場した西工製のいすゞで、タイプAノンステです。近年の京都市仕様に従いトルコンATを搭載しています。国交省標準仕様ながら、視野拡大小窓やヒドンピラー逆T字窓などはしっかり継承しています。そして何と言っても注目なのは、一般車として約20年ぶりのN尺(WB=10.5m級)であること。クーラはゼクセルを搭載。

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