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ADG-,PKG-車
神戸市交通局
新長期規制車
入札で調達メーカが決まるようになり、以前では考えられなかった日デもよく納入されるようになりました。新長期規制以降の西工車をご紹介しましょう。
日デADG-RA273KAN
2005年度(2006年式)で垂水と松原に新長期規制のRAノンステが入りました。従来の日デ車同様にサーモキングのクーラを選択しています。側面窓周囲をブラックアウトしているためノンステでも幕板部の違和感はほとんどナシ。近年の神戸市の西工車はこぎれいにまとまっており好感が持てます。
ちなみに、垂水の2台は当初西神で走っていましたが、すぐに転属となりました。
日デPKG-RA274KAN
続く2006年度には東部地区で日デが入りました。型式からもお分かりの通り、重量車燃費規制適合車です。例によって高出力車で、05NSに適合している他は上欄とほぼ同一見付けの車両です。魚崎、石屋川、中央、松原に配置されています。
日デADG-RA273KAN
2006年度のうち、石屋川(営)の3台(011〜013)だけは標準出力のAT仕様になっています。燃費規制はMT車のみ適合となっている関係で、ご覧の通り型式が異なっています。05NS適合のADG-車は例が少なく、全く目立たない稀少車と言えます。ただ、余りMT車と区別されずに運用されているような印象を受けます。
日デPKG-RA274KAN
2007年度も東部地区は日デとなりました。MT車は本型式で、このグループから前面の局章が復活しています。やはり正面はこれでないとパリッとしません。但し、昔から西工の局章だけ一部ミスがあり、これまた過去の経緯からそのまま「西工版の局章」になっています。
日デPDG-RA273KAN
2007年度も石屋川と中央に数台、トルコンAT車が含まれています。この車両は石屋川の所属。登場時期の関係で、リヤフラッシャーはシビリアンテールです。
今回からトルコンAT車はPDG-付の本型式となっていて、シャシ番は10001〜で区別されています。
三菱ふそうPKG-AA274KAN
2007年度のハイライトはこちら。松原(営)の19台はすべてふそうAAとなりました。非常に有難いことに、RAのサーモキングに対してAAは電装クーラを搭載しており、遠目にも容易に判別可能です。ま、その他は何だかんだ言っても同じ仕様ではありますが・・・。AT車は存在せず、MT車のみです。
日デPDG-RA273KAN
2008年度の直轄車庫分は日デが落札。今回はAT車を主体として入っています。今回から汎用テールに変更されていますが、その他の仕様は従来と同等の仕様。
日デPKG-RA274KAN
2008年度の中央(営)には一部MT車の本型式も入っています。クーラは変わらずサーモキングを搭載。
なお、左右混在していた給油方向は、ノンステ標準仕様で「左」と定められた関係で、近年は全車とも左給油で統一されています。
日デPDG-RA273MAN
箕谷駅前のロータリー改修が完了し、2008年度からは急64系統向けのロング車(これは神戸市交の表現で、実態は中間尺)もノンステになりました。AT車ゆえにPDG-車となっています。
日デPDG-RA273KAN
2009年度の直轄車庫分は引き続き日デとなり、前年度同様にAT主体で購入されています。ちなみにロング車は無し。
日デPKG-RA274KAN
2009年度のMT車です。ATとMTの使い分けは今ひとつハッキリしない面もありますが、おおよそ系統(=路線環境)で分けられている印象です。神戸市向けの西工車はこのグループが最終になりました。
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