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京王バス
中型・小型路線車

 元々、京王は路線エリアの特性から中型が少ない事業者ですが、ご覧のように特徴的なラインナップを有しています。

日デKC-RN210CSN
 小型ワンステ
KC-RN210CSN
 新宿にある商業施設「オゾン」の送迎用として、特定車で3台購入されたもの。特定車とは言いつつも、なぜか系統幕があります。1999年式が3台存在しています。

日デKC-RN210CSN
 小型ワンステ
KC-RN210CSN
 更新にあたり、京王バスカラーになった他、方向幕からLED表示器に変わりました。側面幕は標準サイズを入れるために、サッシの窓割りをわざわざ変更しています。ちなみに、京王は富士製のRNは多数購入していますが、西工製はこのグループ3台のみ。

日デKC-RN210CSN
 小型ワンステ
KC-RN210CSN
 調布(L)に転属した車両は、一般路線車として狭隘路線などに投入されていました。京王が開発を主導し一時代を築いたRNは、この車両を最後に全車が引退しました。臨時ダイヤを組んでお別れ運転までしてもらった、幸せな西工車。

日デKK-RM252GAN
 中型ノンステ
KK-RM252GAN
 京王は純然たる中型車が少なく、ほとんど路線指定などの使われ方をしています。西工製の日デRMは一般路線用は全車ノンステで、しかもオリジナルスタイルで最後まで通しているのがポイントです。これは当初からBスタイルを目指していたJPとは対照的な部分。ボデー各部の仕様はJPに準じており、クーラは京王標準のゼクセル。これは2000年式です。

日デKK-RM252GAN
 中型ノンステ
KK-RM252GAN
KK-RM252GAN
 2001年以降はゼクセルのクーラがモデルチェンジしました。京王独特のマーカランプや、前面窓左右の掃除用手すりは健在です。画像は多区間仕様の京王電鉄カラーで2003年式の例。

日デKK-RM252GAN
 中型ノンステ
KK-RM252GAN
 京王バスカラーのRMです。永福町(D)に存在しており、渋谷駅前などにも顔を出しています。前乗り仕様はこの塗色のみと思われます。

日デKK-RM252GAN
 中型ノンステ
KK-RM252GAN
 2004年式からは、左ミラーのアーム形状が西工標準とも言える形態に変更されています。ただし、掃除用の手すりは継続。

日デKK-RM252GAN
 中型ノンステ
KK-RM252GAN
 こちらは渋谷駅〜NHK放送センター間のシャトルバス用に購入された中型ノンステ。何となく京王バスカラーをベースとした塗色ですが、ラッピングのせいでよく分からない仕上がりになっています。

日デPB-RM360GAN
 中型ノンステ
PB-RM360GAN
 永福町(D)の中型ノンステ増備車です。フォグランプ無し、中扉下側窓など京王独特の仕様はきっちり継承されています。日野エンジンのPB-RMは結局これ1台のみに終わりました。

日デKK-RM252GSN
 中型ワンステ
KK-RM252GSN
KK-RM252GSN
 南大沢(M)に1台在籍しており、拓殖大学(高尾)の教職員向け貸切輸送に従事しています。ワンステ板バネという特徴的な仕様を有し、特定車としての割り切りがなされています。

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