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日デJP
京王バス
日デJP・ふそうAJ
安価に低床化を進める手段として、京王が選択したのが日デJPでした。本来、京王は西工を採用する理由がなかったのですが、試走に西鉄が協力するなどの経緯から西工製で購入することになりました。集中的に投入されてきた関係で、かなりの台数が活躍しています。
日デU-JP211NTN
ワンステ・58MC京王スタイル
ワンステップを大量に購入するとなると、やはり価格が重要。日デのJPが京王のお眼鏡にかなったのもこの点です。95年式が都区内と多区間の両方に配置されています。渋谷や新宿にも顔を出すことから、西工の本格的な首都圏進出を強く印象づけた出来事でした。乗降方式に応じて側面方向幕位置が異なる2バージョンあります。Bスタイルながら、オリジナルスタイルの前バンパーを取り付けた組み合わせは当初京王専用仕様だったのですが、後に他社にも波及しています。
日デKC-JP250NTN
ワンステ・58MC京王スタイル
続く96年式でも日デJPを集中購入しています。基本的な仕様は95年式と同様ですが、シャーシがKC-車に変更された関係で型式が変わっています。ただ、ことKC-JPに関しては、富士重工製が多数派と言えます。
日デKC-JP250NTN
ワンステ・58MC京王スタイル
こちらも上欄と同じく96年式で、京王バスカラーに変更された車両の例です。
日デKC-JP250NTN
ワンステ・58MC京王スタイル
1996年式の京王バスカラーで、中乗り多区間仕様車です。ただしこれは転属で都区内にて稼働している姿です。
日デKC-JP250NTN
ワンステ・96MC
次にJPが入ったのは99年。ボデー仕様が変更されて、前後バンパー、方向幕周囲のプレス型等々、純粋な96MCとして登場しました。タイヤハウスはワンステのため、FRP製です。
日デKC-JP250NTN
ワンステ・96MC
上欄の同型車で、京王バスカラーになった姿です。府中市の交通遊園で保存されていて、細部までじっくり観察できます。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・1999-2000年式
JPがKL-車に変更されるにあたり、エアサスのノンステが追加されました。KL-車からJPは西工のみになった関係もあるのですが、これまで富士のJPが入っていた府中・八王子に投入されたのが注目点。JPエアサスは京王向けが初号車になっています。
京王仕様として、フォグランプなし、ついでにコーナーリングランプもなし。前折中引扉で、ゼクセルの屋上コンデンサ搭載。1999年式のみ、右側面のエンジンルーバが小型の独特な形状になっています。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・1999-2000年式
上欄の形態で京王バスカラーに変更された車両の例。但し元々都区内に配置された車両という事で車外スピーカは前扉側にあります。ちなみにこの形状のクーラを搭載したKL-JPは1999〜2000年式のみ存在。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2001年式
続いて購入された車両はご覧の通り、屋上のゼクセル製コンデンサが新形状になっています。本型式は西工製で大量に増備されており、エリアの至る所で見ることができます。画像は桜ヶ丘(S)の多区間仕様車。なお、多摩地区の前乗り前払い路線は、車体表記類はこのままで走ります。(LED表示有)
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2001年式
こちらは京王バス塗色の例。多区間仕様で購入されながら、新宿西口対応のバスロケアンテナを取付された車両です。このタイプのクーラで燃料注入口が前輪直後にあるのは、2001年式だけの特徴。なお、中扉下側の明かり窓は、ブルーベンドガラスです。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2002-2003年式
2002年式から、燃料注入口が少し後方に移動しました。京王のJPは、オフセットシートやスタンションポール(ワンステ時代から)など、西鉄の仕様を濃厚に継承しているのも大きな特徴のひとつです。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2002-2003年式
上欄と同じ仕様で、京王バス塗色の例です。塗色の使い分けは、電鉄バスか京王バス各社かで分けられていますが、委託車もあり、両方が混在している営業所も多くみられます。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2002-2003年式
同時期の京王バス塗色で、都区内向けの前乗り仕様車の例です。中扉の車外照明がないのも前乗り仕様の特徴。以前は府中も前乗りでしたが、現在では調布までが前乗りエリアになっています。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2003-2004年式
2003年式の途中から、左ミラーアームが西工の標準的な形態に変更されました。外観上の識別ポイントになっています。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2003-2004年式
同時期の京王バスカラー多区間車の例です。フロントガラス左右に付いている清掃用ハンドルが、以前にくらべて上寄りに取り付けられているのも変更点のひとつ。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2003-2004年式
こちらは都区内前乗り仕様で新製された車両の例。車外スピーカが前扉脇に付いており、その関係でロゴ位置が多区間車とは少し異なります。前乗りと中乗りで車両仕様を作り分ける一方で、転属には余り仕様差を考慮しないであっさり動かしてしまうのも京王らしい所。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2004-2005年式・NS
2004年式の途中から、国交省標準仕様になっています。車内スタンションポールにオレンジ色のゴムパッドが巻かれるなどの変化がみられます。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2004-2005年式・NS
国交省標準仕様の京王バスカラーの例です。都区内前乗り仕様で、車外スピーカが前扉脇にあります。ちなみにノンステからは、前乗り仕様でも側面行先表示器は戸袋窓の隣に設置されており、左最前列の座席での競合を避けています。
日デKL-JP252NAN
ノンステ・2004-2005年式・NS
同じく京王バスカラーの例で、こちらは多区間中乗り仕様です。なお、オフセットシートは2004年式あたりから一般的なシートに改められています。
日デKL-JP252NSN
ワンステ・特定(貸切登録)
八王子市の帝京大学中高スクールバスに専属する車両です。ルーフインクーラ+床下コンデンサでスッキリした屋根上が特徴。エアサスノンステ主体となる中で、ワンステ板バネという仕様面の割り切りは、特定車ならではと言えます。この車両は京王バスカラーで、2001年式が1台きりの存在。
日デKL-JP252NSN
ワンステ・特定(貸切登録)
同じく帝京大学中高スクール用の車両で、この車両は2003年式です。ご覧のとおり電鉄カラーになっていて、1台ずつ絶妙にバリエーションが生まれています。これも板バネワンステで、U-車からJPを購入し続けている京王らしい選択と言えます。ワンステということでフェンダーはFRP製。
日デPDG-JP820NAN
ノンステ・2008年式
日野エンジンのJP360を完全にパスして、ふそうエンジンのJP820から再度JPノンステの購入が始まりました。いつの間にか96MCの前バンパーがご覧のように4色塗装に変更されています。大型は2007年式まで従来塗装だったので、2008年からの変更点でしょうか。この電鉄カラーのPDG-JPは、桜ヶ丘(S)にわずか3台のみ配置されており、KL-JPの増殖ぶりと比べると淋しい状況です。多区間仕様で、クーラは変わらずサーモキングを搭載。他ボデー同様に、側面窓が濃色ガラスになっています。
日デPDG-JP820NAN
ノンステ・2008年式
京王バスカラーのPDG-JPは中野(A)のみに入っており、必然的に都区内前乗り仕様です。PDG-車の新ボデーは、発売当初から前面ターンシグナルが黒い台座に載っており、2010年に対応した大型車とは対照的です。前乗りながら中扉の車外照明が付いているのも特徴的。
三菱ふそうPDG-AJ820NAN
ノンステ・2008-2009年式
MKロングを購入してきた経緯もあり、日デがOEM供給するふそうAJも購入されました。JPと同時に入っただけのことはあり、見た目の仕様は同一です。中野のJPに比べると、多区間仕様のため車外スピーカとロゴの位置が異なるものの、これはブランド差によるものではありません。2008〜9年式が存在し、南大沢(M)と多摩(J)に入っています。
三菱ふそうPDG-AJ820NAN
高尾山
京王が高尾山口駅に温泉を作り、そのPRのために用意された専用車がこちら。リニューアルされた高尾山口駅とイメージを合わせた明るい木目の内装になっています。2台改造されており、寺田に配置されています。高尾山口駅にお客さんを送り込むことをメインにした新路線で、京王らしいハードなダイヤで走り回っています。
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