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神奈川中央交通
神奈川中央交通
かなちゅう
神奈川県の広い範囲をエリアとする神奈中は、車両保有台数は西鉄グループに次ぐ規模を誇っており、車両のほとんどがふそう車になっています。
西工はまず日デのワンステから購入が始まり、ふそうOEM車種も見られるようになりました。
日デKL-UA452MAN
従来からの法則通り[は]秦野に投入された車両。神奈中といえば、いくつかの特徴的な独自仕様が有名です。この車両でも運賃支払方式表示窓がしっかり継承されていますが、大型バンパーは中止されています。側面窓は銀色のサッシ式逆T字窓で、これは近年の神奈中ワンステ標準仕様。クーラは電装を選択しています。ボデー側面の「神奈川中央交通」文字を見ると、ちょっと感動を覚えます。
結局、前面に神奈中社紋が輝くのはこの秦野の2台のみとなりました。
日デKL-UA452MAN
続いて2004年度に[あ]厚木に2台新製投入されたのがこちら。秦野の車両とほぼ似た仕様ながら、前面の社紋に代えて「かなちゅう」ステッカとなりました(現在は新ブランドマークに貼り替え)。運賃支払方式表示窓に競合するためか、前フラッシャーが京都市交のようにバンパー内に降りてきています。
現在では相模神奈交バスの車両となり、中距離路線を主に従事しています。
日デADG-RA273MAN
尿素SCRシステムの評価ということで[あ]厚木に集中投入された新長期規制のRAワンステです。側面窓のサッシがブロンズ仕上げになり、見栄えがよくなりました。クーラは電装。ホイールは一部赤で登場した車両もあるものの、のちに銀色に統一されています。
日デPKG-RA274MAN
重量車燃費規制に適合させたPKG-RAが引き続き購入されています。[あ]厚木に集中投入のパターンは変わらず。以前に装着していた前扉の「新ステップ」はワンステ化でとりやめとなっています。
日デPKG-RA274MAN
上欄と同じグループの車両ですが、なぜかこのグループに限って扉のカドにゴムが追加で取付されています(但し中扉のみ)。
日デPKG-RA274MAN
西工の設計変更で、2007年式以降は新製時に前中扉のカドにゴムが付くようになりました。ADG-車以降は、前面フラッシャー(ターン+車幅灯)が一般的な位置に収まるように改められており、西工の細やかな配慮が感じられます。
三菱ふそうPKG-AA274KAN
ふそうノンステが全数日デのOEMとなり、神奈中の大量の発注が西工にもやって来ました。まずはノンステ標準の短尺車がこちら。仕様は厚木のワンステに準じており、クーラも引き続き電装を選択しています。但し、側面の乗降方式標示は札差し方式で、これはMPノンステから一貫しています。ノンステだとアンドンにできないためと思われます。車内の出口表示灯やら運賃支払方式表示窓やら、神奈中独特の仕様もバッチリです。
従来からK尺ノンステが入っていた各営業所に投入されており、ノンステ主体で代替が進んでいる営業所は一大勢力を築きました。
三菱ふそうPKG-AA274MAN
乗客数が多く、道路条件が整っている営業所は従来からM尺ノンステも投入されています。[と]戸塚、[た]多摩などに投入されています。リヤフラッシャーはシビリアンタイプで、運転席直後の柱(右側第2柱)が太めになり、京都市で見られたスペースの取り合いの問題の解決を試みています。
三菱ふそうPKG-AA274KAN
2008年夏頃からはリヤフラッシャーが汎用テールに変更されました。細部での変更点はいくつかありますが、大枠では同一仕様で継続しています。当然ながらM尺も同様に変化しています。ただしMPノンステ発売再開に伴い、さっさとAAの購入は中止されました。
日デPKG-RA274KAN
薄々イヤな予感はしていたのですが、RAワンステの流れを引き継いでついに[あ]厚木に日デブランドのノンステが登場しました。厚木にはAAノンステも配置されており、外観からでは識別不能です。
日デPKG-RA274MAN
新車の主力が再び富山ボデーに戻る中で、[あ]厚木だけは西工製のRAワンステも投入され、他車種同様に側面窓がグリーンガラスに変更されています。リヤフラッシャーは汎用タイプに変更。
三菱ふそうPDG-AR820GAN
神奈中には1995〜6年式に偏って中型が多数存在しており、その更新としてARが続々と入っています。ワンステで、全般に大型に準じた仕様を有しています。クーラは電装。まあ・・・RMは無いと思います、一応。
日デPB-RM360HAN
座間養護学校
一体全体どういうカゼの吹き回しなのか、日デRMが特定車で存在しています。標準床で中扉にリフトを備えるパターン。前扉にはご覧の通り補助ステップも装備。サッシ式のT字窓が路線車との違いを印象づけています。クーラは珍しくサーモキングを選択。[せ]綾瀬に1台在籍しています。
三菱ふそうPDG-AR820HAN
三井倉庫レコードセンター
町田市にある事業所の契約貸切に従事する1台です。前中扉でメトロ窓、真っ白な塗装で、いかにも自家用っぽい仕様が特徴。日デRMとは異なり、電装クーラを搭載しています。[た]多摩に存在。
三菱ふそうPDG-AR820HAN
和光学園
和光鶴川小中学校のスクールバスとして、標準床のトップドアARが1台稼働しています。特定登録で、ご覧の通り前扉には補助ステップを備えています。[ま]町田に在籍。
三菱ふそうPDG-AR820HAN
三ツ境養護学校
神奈中のスクールバスは一般路線車同様にMPやMKが主力で、ちょうどAR発売時期に購入されたのがこちら。標準床の前中扉で、中扉にはリフトがあります。塗色は神奈中のスクールバスによく見られるパターン。[と]戸塚に在籍しています。
日デADG-RA273MAN
アズビル
アズビル伊勢原工場の送迎車として、メルファと共に特定に従事しています。標準床トップドアで、側面はサッシ式T字窓に横引きカーテンというのが特定っぽい雰囲気を盛り上げています。クーラは一般路線車と同じく電装を選択。[い]伊勢原に在籍しており、ほぼ同形態の車両が[は]秦野にも存在しています。
日デPB-RM360HAN
アズビル
同じくアズビルの特定車で、こちらは工場間輸送をメインに従事しています。サッシ式T字窓に標準床トップドアの構成は上欄とほぼ同じ。綾瀬のRM同様にサーモキングのクーラを搭載。神奈中の他のF-Iボデーは前面2枚窓なのに比べて、この車両だけは1枚窓になっています。[い]伊勢原に在籍。
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