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じょうてつ
じょうてつ!

 その昔の社名を定山渓鉄道といい、札幌市南部を中心に路線を展開するのがじょうてつ。東急グループに属するものの車両面では独自性が強く、長尺高出力前後扉車をメインとしてきました。富士重工の事業撤退に先立ち、西工での車両購入が始まりました。

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 じょうてつに最初に入った西工車。富士の撤退前に納入され、何かと話題を呼んだ車両。長尺ワンステの中4枚折戸で、冬季に急増する輸送需要に対応しています。ミラーが左右とも上吊りなのが目立ちますが、B-IIにサッシ式逆T字窓など、なかなかいい仕様選択をしています。
 で、この車両は電装のパッケージクーラを搭載していますが・・・。

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 札幌市交の藻岩(営)を引き継いだ関係もあり、じょうてつも日デを継続的に購入するようになりました。で、続いて購入した車両はなぜかゼクセルのクーラに変更。中扉の車外灯が2灯で強化されているのは、同社の中4折車に共通した仕様です。そしてさらに・・・。

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 クーラが電装に戻ったものの、製造時期の関係でご覧のタイプの新型コンデンサを搭載しています。ちなみに、札幌市交引継の路線を担当する藻岩(営)の車両には「もいわ」表記がなされているのですぐに識別可能です。

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 さらに続いて入った車両では、側面のLED表示器が中扉の前に移っています。かくして、じょうてつのKL-車は購入するたびに仕様がコロコロ変わる結果となっています。

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 引き続きワンステで新長期規制でも購入されています。クーラはサーモキングで、中扉は引戸に改められていますが車外灯2灯はそのまま継承されています。数次にわたって購入しています。

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 近年は再度貸切事業を展開しつつあり、東急グループらしいマーキュリーカラーの西工車がついに登場しました。この車両は、もと西武観光バスで、ブルーベンドの拡大型T字窓が特徴です。社名窓には、しっかり「じょうてつ」ロゴが入っていて、マニア対策バッチリ。

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