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岩手県交通
岩手県交通
岩手県交通
広大な岩手県で、盛岡市内から南部を主なエリアとするのが岩手県交通です。国際興業系列ということもあり、以前から同社の中古が大量に存在しており、BUが遅くまで現役であったことはつとに有名です。
いすゞKC-NPR71LZ
小型ワンステップバスのプレビスがまとまって路線用に投入された、恐らく一番有名な例がこれ。1998年式11台きりの存在ながら、県南部各営業所に足跡を残して存在感を誇っています。
外観では屋根上にマーカランプがごていねいに付いているのがポイント。1台だけコカコーラ塗色で本当にボトルトラックみたいな車両がありましたが、後に岩手県交通オリジナル塗色になっています。国際興業カラーでない西工車は唯一の存在で、その意味でも貴重な存在と言えます。
国際興業グループゆえにいすゞからの選択ということで納入につながったものと思われます。
日デKC-RM211GAN
元神鉄の車両で、旧社番は971。大阪市仕様のシートと配列、阪急仕様の内装など、こってりした仕様が特徴の1台です。前面方向幕左右が茶色な所が元神鉄を主張しています。ともあれ、国際興業カラーの西工車ということで違和感たっぷり。花巻の所属。
日デKC-JP250NTN
元横浜市交のJPワンステで、花巻に2台配置されています。96MCが出る前のいわゆる「京王顔」のバンパーの組合せで、特にフォグランプ付きは貴重な存在と言えます。この形態では、リヤバンパーは58MCのデザインのまま太くした特殊な形状になります。岩手県交通の社紋もバッチリ。
日デKL-JP252NAN
こちらもJPワンステですが、KL-車でエアサスになっています。元西武の多区間車で、放送機器はクラリオンを搭載。扉の靴ずりが黄色になっていて、西武の西工車ではごく初期の車両に属します。
日デKL-JP252NAN
同じく元西武のJPワンステで、小平で動いていた車両です。上欄に比べてクーラが電装になっている点、中扉が引戸になっている点など、西武の仕様が揺れ動いていた時期らしい変化を見せています。松園(営)にて稼働中です。
日野KC-HU2MMCA
これは驚きの登場です。見てのとおり日野のワンステで、電装ビルトインクーラのワンステ用薄型コンデンサ。元ユーザは高槻市交通部で、芝生に1台だけ存在していた、あの車両です。車内はモケットやシート配列も含めて高槻市時代の雰囲気が残っています。型式でお分かりのとおり、標準出力エンジン。
岩手県交通では、盛岡バスロケの誘導無線アンテナもちゃんと取り付けされ、都南(営)にて活躍中。
いすゞU-LV218Q
こちらは元阪急の関倉スクール(深夜急行兼用)車。雫石(営)に配置され、小岩井農場や温泉関係の路線に入っています。中距離観光路線ということで車両仕様と絶妙のバランスと言えます。
日デKL-RA552RBN
少々オドロキの登場です。元近江鉄道のSD-IIで、夜行路線からの撤退に伴って持て余し気味だった車両が移籍してきました。ドア周囲の黒塗装ラインがイマイチですが、全般的には国際興業カラーをうまく収めています。元々の用途通り、夜行高速で活躍中。
三菱ふそうKC-MS829P
こちらも移籍車で、元阪急の有急のC-Iです。98改良のバンパーで、トイレなしの収容力仕様は阪急時代と変わらず。現在のところ、大船渡〜仙台間の臨時高速路線に投入されています。前扉脇の社名表示は、スペース不足でぎゅうぎゅう詰めになっていますが、元来ここは「岩手県交通株式会社」まで書くのが国際興業の流儀です。
三菱ふそうKL-MS86MP
さてこの車両はどこ?実はサラダ塗色の元阪神車です。三菱重工のサブクーラがいかにも阪神な仕様。USJ開業時に関連路線用に投入された車両ゆえ、トイレなし。前面の塗り分けは上欄の阪急車とは異なっており、ライトベゼル以外はイマイチ?
岩手県交通では、当初は矢巾にいたようですが、トイレがないのが災いしたか、花巻に移っています。
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