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いわさきグループ
一般路線車(移籍車1)

 近年の路線車は中古車を中心として代替が進められています。首都圏に限らず、阪急など近畿地方からも大量に購入しているのが大きな特徴で、膨大なバリエーションを擁しています。このページでは、標準床や一般低床など、いわゆるツーステップ車をまとめました。

日野KC-HU3KLCA KC-HU3KLCA
 型式でお分かりのとおり、もと神戸市交の車両です。特徴的な仕様の系統幕は一体型に改造されていますが、車内はモケットも含めオリジナルのままで走っています。前面のナンバープレート部に旗差しがあるのは、神戸市時代の仕様。

日野KC-HU3KLCA KC-HU3KLCA
 こちらも同じく神戸市交の車両で、側面窓がサッシ式に変更された最終グループも移籍しています。クーラが電装ビルトインになっているのも識別点。

三菱ふそうKC-MP217M KC-MP217M
 さあ、こちらは元阪急の車両です。標準車として購入されたMPのM尺一般低床ながら、58MCのMP217というちょっとマイナーな型式である所がミソ。阪急独特の戸袋窓側幕は、一般的な位置に移設されています。

いすゞKC-LV380N KC-LV380N
 こちらも元阪急で、山口のLVもやって来ました。いわさきの車両は、タイヤハウスの内側が錆止め塗装の赤茶色のままになっているのが、ひとつの特徴と言えますが、この車両は黒のままになっています。必要がなかったのか、それともコスト縮減なのか・・・?

日デKC-UA460HAN KC-UA460HAN
 もと大阪市の車両で、住吉(営)に在籍していた車両です。コスト縮減仕様の2000年式で、サッシ式最拡大サイズの側面窓が特徴。

いすゞU-LV218KJ U-LV218KJ
 もと阪急のLV高出力車です。型式からお分かりのとおり、芦屋浜(営)に大量に存在していた低床短尺のグループです。側面の行先表示は、後扉前に移設されています。

いすゞKC-LV380NJ KC-LV380NJ
 元阪急で、いすゞN尺の一般低床ということで、自動的に宝塚(営)の新製配置車と分かります。ゼクセルの屋上タイプクーラゆえに、1998年式の634か635ということになります。

日デKC-UA460LSN KC-UA460LSN
 こちらも元阪急。L尺でゼクセルルーフインクーラは1999年式吹田(営)の車両です。

日デKC-UA460LSN KC-UA460LSN
 同じく元阪急の日デUAです。クーラはご覧のとおりゼクセルを搭載しており、上欄に比べて前天にエバポレータを搭載したタイプです。志布志に存在。

日野KC-HT2MMCA KC-HT2MMCA
 さらに元阪急です。屋上に電装のエバポレータを載せたグループは、柱本(営)に新製投入された138〜140が該当します。こんなレア車もきっちりゲットしているあたり、なかなかマメに購入しています。

日野KC-HT2MMCA KC-HT2MMCA
 元阪急で、日野HTのビルトインクーラ車も存在しています。

三菱ふそうKC-MP217M KC-MP217M
KC-MP217M
 同じく元阪急の車両で、ななーんと、かの珍車である96MCのMP217もゲットしています。西鉄には存在せず、OKKや阪神などごく限られたユーザのみ納入された組み合わせで、特にリヤ側は特徴ある形態がよく伝わってきます。なお、阪急の逆T字窓は、伝統的に他ユーザ向けとは異なる寸法・構造になっています。

三菱ふそうKC-MP317M KC-MP317M
 こちらも同様に元阪急で、ラバーフェンダになった後のMP317Mです。阪急の標準スタイルとも言えるゼクセルの屋上集中式クーラを搭載したM尺低床車で、LED行先表示器を取り付けられています。

三菱ふそうKC-MP317K KC-MP317K
 上欄と同じくKC-MPですが、こちらは電装クーラを屋上搭載した短尺車です。西宮に新製配置されたグループで、このスタイルはM尺にはない組み合わせです。

三菱ふそうKC-MP317K KC-MP317K
KC-MP317K
 上欄と同じ短尺車で、こちらはゼクセルのルーフインクーラを搭載した車両です。阪急のバラエティがそのまま反映されているような形になっています。

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