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伊丹市交通局
プリンカラーは3台限定。

 伊丹市交通局は,基本的に車種をいすゞで統一してきました.川崎系ボデーでずらり揃っていた所へ西工が導入され始めたのがP-LVの頃.そして,KC-LVまで西工の購入が続き,ノンステ時代になって再びI-BUS,J-BUS系に戻っています.このページでは西工車をピックアップしてご紹介します.

いすゞP-LV314L  P-LV314L
 P-車は,西工製のほぼ全車がこのスタイルです.サッシ式の拡大型逆T字窓,ヂーゼル機器の屋上搭載クーラ,そして何より都市低床ならではの低いステップ.前扉直後の側面幕部分処理も独特です.この時期は川崎系ボデーと並行して購入されていました.

いすゞU-LV324L  U-LV324L
 U-車初期はほとんどP-車と同様のスタイルです.クーラがモデルチェンジされてコンデンサ形状が変わったこと,後部注水口位置が変わったことぐらいです.

いすゞU-LV324L  U-LV324L
 そして,U-車末期にB-IIへと変更されました.クーラは変わらずゼクセルです.前面のシンボルマークがメッキになったグループ(1995年式)が最終です.ちなみに,伊丹市では経年車もLED行先表示器に改造を進めています.

いすゞKC-LV380N  KC-LV380N
 KC-車から,従来のL尺が設定されなくなったため,少し長いN尺に変更されました.クーラが突然電装になったり,リヤ窓が1枚ものになったり,結構隠れた変更点が多い車両です.床形状は一般低床で,1996年式のみ.

いすゞKC-LV380N  KC-LV380N
 96MCになって,クーラが電装のビルトインになりました.バンパーは流行の二色塗りで,側面窓は従来と同じ拡大型です.登場時期の都合で,最初からラバーフェンダー仕様となっています.1998年式('97年度)と1999年式('98年度)が該当しますが,年式によって給油位置が異なります.これが現状で最後の西工車.

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